2011年3月に発生した福島原発の事故発生後、現在も仮設住宅等での避難生活を強いられている被災地の方々の状況をお伝えすると共に、支援の呼びかけなどを行わせて頂いております。


by momofukuoka
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

被災者への手紙

猛暑に悩まされたのがつい最近だったような気がしますが、早やもうすぐ12月ですね。
 
お身体は大丈夫でいらっしゃいますか?
 
長年の避難生活で、心が痛め付けられることの繰返しで、心身病んでしまわれたのではないでしょうか、とご案じ申し上げております。懐かしい故郷に帰らた皆様には変わり果てた故郷にショックが大きかったのではないでしょうか?昔の面影は無く、雑草が生い茂り、猪に荒らされ、スーパーや病院も無く、遠方迄行かねばならない。故郷に帰った仲間は少く、皆樣無口となってしまい心を閉ざされた方も居られますとか。それだけ被災者の皆様は国から裏切られ、周りからは福島人だからと批判され白い目でみられ、余りにも過酷過ぎる避難生活でした。皆様、どんなにか心身お疲れでしょうね。よく今日まで耐えて来られましたね。もう、頑張らないでくださいませ。疲れきったお体を先ずは思いきって、何もかも忘れてひたすら寝てくださいませ。心行くまで、何日も、何週間も寝るだけ寝て、先ずは体力を巻き戻してくださいませ。そうして心身の疲れをとってくださいませ。そしてご自分を褒めてくださいませ。「よく頑張ってくれたね、あなたは大した人だ。もう頑張らなくて良い。ゆっくりとのんびりと行こう」
 
下記は私の好きな言葉です。よろしかったらご参考になさってくださいませ。[頑張らない。背負い込まない。追い詰めない。まあ、いいか。なんとかなる。成るようになる。後は天に任せる。天が全てを計らってくださる。責任は神様がとってくださる。]私も77歳になりました。胃癌末期、膠原病、線維筋痛症等と言われ病弱だった私でしたが、70歳迄は頑張れた体が、今は天候状態に左右され体が動かなくなりました。初めて悟った[老い]と言うこと。[老い]は様々なことに目覚めさせられます。今迄は活動、生産、産み出すこと等に視点が注がれ、それに人生の価値評価を置いてましたが、老いて初めて、[心の世界]今まで見えなかった事がどんどん見えて来ます。若い時は姿形に美を求めます。しかし老いると人の内面の美しさ、人生の経験、老いの美しさが解って来ます。私は樹木が大好きです。芽が出て、青葉若葉、花咲き、紅葉して枯葉となって落ち土の肥やしとなる。私は紅葉~枯葉が美しくていとおしくてたまらない。老いて行く自分に重ね合わさるからです。紅葉し枯れて行くさま、人生の完成の時です。私は老いた自分がいとおしくてたまらない。老いた皆様が1人1人がいとおしくて、輝いて見えます。1人1人の人生。何にも替えがたい宝物です。シワシワ、ヨボヨボ、が美しい、尊い。
 
1人1人の人生には多くの宝物で織り成されて来ました。苦労あり、涙あり、飢え、乾き、忍耐、痛み、、。喜び、幸せも有りました。しかし苦労は多くの成長を私にもたらしたのだと思います。人生とは何なのか?老いて初めて気がつく課題です。この世は仮の宿であった。これから向かう[あの世]が私の永遠の住いであったことを。この世は私を鍛え練る為の、人格を造るための訓練の場であった。ご褒美は[天国]で待ってます。この世でどのように生きたか?が神様から問われます。老いた1人1人は美しい。大切な宝石です。
  
皆様、ご自分に自身もってくださいませね。老いた私達、一緒に輝きましょう。ありのままのあなたが、美しい。
 
寒くなって参りました。下着衣類は有りますか?暖房費は有りますか?毎日の食品は有りますか?辛く苦しいことがございましたなら、遠慮なくお電話をくださいませね。 
お互いにご自分を労りながら、老いの誇りをもって生きましょうね。呉々もお大切になさってくださいませ。
 
いつも皆様を思っております。
 
尚今年、主人の弟様が亡くなられましたので、お年賀状は失礼させていただきます。皆様のご健康とお幸せをお祈り致しております。 
 
 
2018年11月16日あなたの友 福岡百子

by momofukuoka | 2018-11-17 12:09 | 福島の被災地の現状