2011年3月に発生した福島原発の事故発生後、現在も仮設住宅等での避難生活を強いられている被災地の方々の状況をお伝えすると共に、支援の呼びかけなどを行わせて頂いております。


by momofukuoka
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祈りと感謝をこめて

今年も残すところあと数日となりました。今年も異常気象による災害、事件など、悲しい出来事がたくさんありました。亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、来年は少しでも悲しい出来事がこの地球から無くなりますようにと、熱い祈りをもって新年を迎えたいと思います。

今年も皆様にはたいへんお世話になりありがとうございました。福島の方々に温かいお心をお寄せいただき、尊いご支援金をお送りいただいたり、心を込めた真心いっぱいの食品、生活消耗品、衣類、手芸品などをお送りいただき、本当にありがとうございました。

被災者の皆様は「私たちを忘れずに、今なお心にとめていただいて本当にありがたいです。忘れられつつある私たちは失望し、生きる力を失っておりました。ですのに、私たちを本気になって考え、本気になって心配してくださる方々がこうして居られるのに、私たちは負けてはならない、くじけちゃならない。福岡さん、私たち頑張るからね。私たちの心の支えになってくださいね。一緒に支えていってくださいね」とおっしゃっていました。

 
【変わらぬ現状】
皆様、災害があって間もなく5年になろうとしております。もう5年も過ぎたのです。災害の年に生まれた子どもは5歳に、1年生は5年生に! 5年という年月をご自分に当てはめて人生という年月を思った時に、あまりにも長すぎる年月ではありませんか?

災害の日の地獄を見、体験してきた年月、寒さに耐えながら段ボールを敷いて寝た日々、転々と避難所を廻った日々、その間、親子バラバラになり、肉親の死を味わい、幼いながらも学校も転々と変わり、夫は生活のために妻子を置き単身赴任で出稼ぎに行き、放射能を恐れて逃げたはずの方々が生活費のためにあえて放射能にさらされる除染作業に赴き、2年保てば良いという国のマニュアルに沿って建てられた応急仮設住宅に、応急ではなく4年も住み続け、しかも人としては考えられない悪環境の応急仮設住宅にまだ数年住み続けなければならないというこの現実。引っ越すたびに、せっかく築いたコミュニティはその都度バラバラにされ、今度入居予定の復興住宅も、町の要望は聞かれず、県に決定権があってくじ引きで決められるために、被災者方は仮設の仲間や友人たちを離れ、新しくコミュニティを作り直さなければなりません。

また原発事故の賠償に関しては、実際の放射線量の基準ではなく、20kmという距離で決められたために、放射線量が高くても賠償金の無い所との格差があり、これが被災者の生活を脅かし、あらゆる問題を起こす結果となりました。国は賠償問題の責任は東電にあるとし、町役場もノータッチですので、被災者が各々東電に書類を出し、自ら手続きしなければならないようです。役場の言い分は、「被災者は一人一人財産が異なるので、被災者自身にやってもらわなければならない」とのことです。「東電の担当者によって異なるので難しい。被災者の言い分が通らないので、今もって成立しないので困っている」という被災者もおられました。

いずれにしろ、何事においても、国は被災者任せ、成り行き任せではなく、もっと真剣になって、親身になって国民のことを思ってもよいのではないでしょうか?と思うのですが。


【被災者の声】
〈9月5日に避難指示解除宣言された楢葉町の老夫婦(76歳)〉
「息子夫婦も孫も楢葉には帰らないと言うので、私たちは3日ほど楢葉の自宅の帰り、仮設に戻っています。今、牛はどこかに行っていませんが、イノシシ、タヌキ、サル、カラスがいます。野菜をせっかく作っても、動物に食べられるかもしれない。以前は野菜、米などを買ったことが無かったのに、今はジャガイモ一袋ずつ買っている。悲しいですね。自宅に帰ったけど、仲間がいない、店も無い。今まで楢葉は田と畑だった。だけど今、7千人の作業員が入っている。私宅のすぐ近くにも150人の除染作業員の宿舎ができた。地主の許可なく作った、と地主は怒っている。」

〈都路、85歳の母、60代の息子、孫の3人家族〉
「都路は970戸です。そのうち104戸が20キロ圏内。20キロ圏外の866戸は賠償金がもらえません。災害の日は何年ぶりかの大雪でした。雪で屋根が壊れました。あれから何年も戻っていません。たいていの人は家が壊れたまま直していません。家を壊すだけでも270万円かかる。だけど公的な支援は30万円しか出ない。壊す金も無い。20キロ圏内の人は新しいうちを建てることができるのに、他の人は何もできない。差が大きい。人がだいぶ亡くなりました。私も髪がふさふさだったのに、2年半前、1カ月で髪の毛が1本もなくなった。29年3月で仮設は打ち切るという。どうしようもない人がいっぱいいる。我々はどうしたらよいのだろうか?」

〈大熊町の老夫婦(80代)〉
「震災前に大熊町で亡くなった人は年間50人くらいでした。しかし4年8か月の間に大熊町の人だけで800人亡くなりました。大熊町の4分の1の面積を占める大川原という町があります。そこは東電から6キロの所であり、いまそこは0.03マイクロシーベルトくらいという。そこに東電で働く人の宿舎があり、1日3000個の弁当を作っているという。国は3年後の平成30年までに、そこに復興住宅3000戸を作ると言う。3年過ぎたら帰ってよい、と国は言いたいみたい。」

〈第一原発で働いている人の声(50代)〉
「私は30年 以上働いています。今は第一原発の建屋の外回り、給水の仕事をしています。朝3時半に起き、4時から出かけます。第一原発では7000人~8000人働いています。長時間できないので交代で仕事をします。私たちは国の指定病院(広島の大学病院)で原発追跡調査に登録して総合検診を受けています。モルモットです。」


【他者の幸せを願って】
皆様、私たちの力は小さな力かもしれません。でも同じ「志」をもって支え合い、力を出し合うなら、輪は輪を招き合い、少しでも社会に貢献できませんでしょうか? 大きなことをしなくてよいのだと思います。例えば、郵便配達の人は、「ご苦労様、寒いので気をつけてくださいね」という一言で、心のぬくもりを感じ、幸せとなり、その温かな思いが少しずつ世の中を変える力となりませんでしょうか? 実践こそ大切かもしれません。「他者の幸せを願う心」、これも来年の目標でもあり、「私たち支援活動の志」でありますよう、皆様にも心からよろしくお願い申し上げます。

寒さも一段と厳しくなってまいります。ノロウイルスも流行っているようです。くれぐれもお体を大切にされてくださいませ。今年も本当にありがとうございました。どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。


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【支援品をよろしくお願い申し上げます】
ご支援をいただけます方は、被災者をご紹介いたしますので、福岡百子までご連絡くださいませ。
〈問い合わせ〉
福岡百子 携帯メール f.mom.1941@ezweb.ne.jp  FAX 047-346-8675
(恐れ入りますが、これらの連絡につきましてはAM11:00~PM5:30までの間に頂けますようお願いいたします。なお、すぐにご返事ができない時もありますので、申し訳ございませんが、再度ご連絡くださいますよう、お願い申し上げます。)


※当ブログは福岡氏より委託を受けた、前野賢一郎(maeken24@ybb.ne.jp)が更新作業等の管理・運営を行っております。

なお、英語版ブログ Reality of Fukushima (Voice of Momoko Fukuoka )http://momfukuoka.blogspot.jp/もあります。
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# by momofukuoka | 2015-12-21 19:52 | 福島の被災地の現状

詐欺被害に遭いました

今年も残り1ヶ月半となりました。今年も天災、人災、事件も多く、この世の終わりが近づいたと思えるほど、人の心も大自然も秩序を失ってしまったように、どこを見ても寒気がする世の中に変わってしまったような気がします。最近、我が家を訪れた、長年、社会貢献活動をしておられる方が私におっしゃいました。「今は悪の膿が一気に出始めた時です。出尽くした時に世の中は生まれ変わるでしょう。善の人はますます善に。悪の人はますます悪に。その差は大きくなるでしょう。悪の膿が出し尽くされ、浄化の時が始まります。だから今はとても大変な時です。私たちは引きずれこまれないように注意することです。この膿はいつまでも続きません。浄化され、悪は消滅され、新しい時が来ます。今は大変な時です。でも、“必ず良くなる”“絶対良くなる”“風さん、山さん、ありがとう”“祈りは波動を変えます”がんばりましょう。」つい最近言われた言葉でした。

 
【私はロト6詐欺にひっかかりました】
(長いレポートになりますが、お許しください。)恥をさらして、私は告白したいと思います。10月15日、突然、私宅の固定電話に矢野元晴さんという方から電話が入りました。彼は「みずほファイナンシャルグループの宝くじの係りに関係ある者で、情報は、みずほの特別なお客様からいただいた」と言い、「ロト6について説明したい」とのことでした。私はみずほ銀行と関わりを持っていたのと、最近になって宝くじに興味を持ちだし、「少しでも福島の被災者を助けたい」との一念で1枚200円の宝くじに心を奪われ、1000円が2回当たったこともあって、もっと欲しいと思い始めました。それが私の心の隙になっていました。見事、その私の心の隙間、つまりお金への執着と欲望に、私は冷静さと判断力を失っておりました。彼に、会社の住所と会社名、電話を確認しました。住所を言う時、多少しどろもどろであったことを今は思い起こします。その住所は、「東京都豊島区東池袋2-23-2 UGB 東池袋ビル8階プラスワン」で、電話は03-6680-2153(何回か変更され、11月9日まで通じた番号です)、FAXは03-6684-0707でした。

しかし警察によると、住所も会社もデタラメ、矢野という名も嘘とのことでした。最初の手口は、「会社創立15年の無料キャンペーンで、前もって2等の当選番号を教えるので、1カ月間試してみないか? ロト6は月・木なので、1カ月だと8回試せる。特別なお客様のみに教えるので、この情報は誰にも言わないで欲しい。」私は、無料なら、とその罠にかかってしまいました。

10月19日、矢野さんから電話があり、「自分は外出するが、アシスタントの山下から当選番号の連絡が入るので、明日の朝刊を見て当選番号の確認をしてほしい」と言われました。翌日の朝刊を見ると、まさに6つの番号が全部当たっていました。私は「これはすごい。良い情報。被災者を助けるために、天が計らってくださったのだ!」と馬鹿みたいに信じ、この情報に感謝の念さえ抱いてしまいました。そして相手の言葉に次々とはまっていってしまいました。

以下は詐欺師の言葉です。

「私共の会社は毎月、福島の被災地に支援を送っています。みずほも毎月被災地に送っています。」(この言葉に私はすっかりうれしくなり、FAXでブログの原稿を送信してしまいました。)

「私共はロト6の情報提供会社ですが、政府から守られていて外部から邪魔されることはない。なぜなら1等は政治資金に使われていて、国が1等の配当金を管理していて、メガバンクの天下りにしている。2等以下は私たちで可能。」

「貴重な情報なので、他言しないでください。家族にも誰にも言わないでください。情報を漏らしたら、あなたは資格を失います。みずほの幹部のみ知っています。みずほでも知らない人がいる。」

「私共は情報元に多額の金額を支払い、買い付けをして、特別会員様にのみ当選番号を教えている。的中情報と予想情報の2種類があり、予想情報は毎月1万円の月謝を払ってもらっている。的中情報は100%当たるが、これは限られた人しかなれない特別会員だけのものです。」

「あなたさまの許可が下りたので、特別な方にのみ知らせます。」

「特別メンバーになるためには条件がある。担当係りの人から情報部長に推薦されて、第一次審査、第二次審査を通って、審査に合格となる。人選に際して当社が注目するのは、“人柄、約束を守れるか、お金の管理ができる人か、情報漏れはないか、お金を使う目標がしっかりしているか、目標にぶれはないか、信頼できる人か”です。」

「申し込み方法ですが、FAXにて、本人確認のとれるもの(健康保険証等)、そして、何のために使いたいかという目標と1年以内にいくら必要か(例、1億円)を書いた文章を送ってください。」

「10月20日現在、3名の枠が空きました。100名の中から3名のみが選ばれる審査が始まります。」

「福岡様、みごと選ばれました。おめでとうございます。」

「守って欲しいことは、当選番号を他人に漏えいしないこと、当社の存在を知らせないこと、お金を受け取る時の注意、嘘をつかないこと、1口のみ買うこと。稼ぐということは身を滅ぼしかねない。扱い方に注意すること。」

「特別会員は情報元に情報料を前払いする必要があるので、まず三菱東京UFJ銀行日吉駅前支店のニシザキレイ様に50万円、横浜銀行日吉支店ニシザキレイ様に30万円振り込んでください。11月4日には福岡様には1260万円の純利益となるのですから。11月4日にはみずほの支店長の部屋に通され、支店長はあなた様の口座に振り込んでくださるのだから。その際、“宝くじ高額当選書を欲しい”と支店長に言ってください。宝くじは無税となるからです。」

次に「三菱東京UFJ銀行都島支店のマツオカタカシに10月27日に50万円、28日に50万円、29日に30万円を」振り込むように言われ、私は計210万円を詐欺に振り込んでしまいました。そして次に640万円振り込むように言われ、目が覚めました。(210万円は私の老後のために積み立てた預金でした。)


【詐欺だと気づいて・・・】
目が覚めて、みずほ銀行の宝くじ責任者に確認の電話をしたところ、言われました。「たとえ当選したとしても、支店長が福岡様に会うことはありません。私が当選番号を確認し、それが本物の宝くじか否かを確認し、当選金が100万円以下ならすぐにお支払いしますが、100万円以上は本社にチェックをしてもらうので、支払いまで1週間くらいかかります。だから直に口座に振り込むことはありません。ロト6は公の宝くじなので、1等が政治家の特権ということではなく、一般の人、誰でもが1等をとる可能性があります。ロト6は公開しており、高額の情報料を支払った特定の人が情報を得ることなど、あり得ない。明らかに詐欺です。」

私は松戸警察署に電話をして、すべてを報告しました。警察署の方は言われました。「通帳と暗証番号を50万円で売る人がいます。突き止めたら、その人たちは“詐欺に利用されるとは知らなかった”と言うんです。」「あなたの名前は詐欺師のリストに載りました。これからいろいろな形で連絡があるかもしれないので注意してください。」「あなたの体験を、友達や福島の被災者や、より多くの方々に知らせてください。一人でも多くの人が被害に遭うことのないために。今、ロト6詐欺が全国的に広がっていて、多くの人がやられています。私たちは努力していますが、突き止めるのが難しいのです。」「女性の詐欺師も多いです。」

私は考えました。私ができる社会貢献は、ブログでこのことを知らせて、罠を未然に防ぐことではないか? なら、恥を忍んでさらけ出そう。そう思い、今回は長いレポートになりますが、あえて恥をさらけ出すことにしました。皆様、どうぞくれぐれもご注意ください。お金の話には用心してください。


【詐欺の手口】
「あなただけ特別」「儲かる話」「他人(家族や銀行、知人)に話さないでください」「優しく誠実そうな声」「情に訴える(詐欺師はこう語りました。“私は12月末に初めての女児が生まれる。結婚したけど、式は挙げていない。特別なお客様が出ると、ボーナスが増える。妻に内緒のお金が200万円あるから、これを福岡様に貸してあげても良い。あなた様が宝くじに当たる日は近いので、あなたをお母さんのように感じている”)」「急かす」「考えるゆとりを与えない」「毎日、何回も電話がある」「食い下がる」「こちら側の都合は無視、強引に振り込みを迫る」「振り込みが成立するまで何度も電話がある」「“振り込むときには銀行員に聞かないこと、銀行から出て、離れたところから矢野さんに仕方を聞くこと”と指示される」


【詐欺に引っかかっている最中の心理状態】
「操り人形」「考えるゆとりが無く、次々と電話がかかり、新しい情報に展開していくので、冷静に判断する間が無い」「何度か、大丈夫か否かを、みずほ銀行の宝くじ担当者に確認したいと思ったが、銀行に話すと特別会員の資格がなくなり、高額入金のチャンスを失うという恐れ」「高額入金の夢が膨らんでいる(たくさんの被災者を救える、将来の蓄えの保証、など)」「入金される額に比べて、自分が振り込む金額が少額に見えてくる。間もなく大金を手にすることができる」


【詐欺に遭った後遺症、失ったもの、自分への気づき】
〈後遺症〉金銭を失ったことの悔しさ、自分に対する怒り、自責の念(“情けない自分”と自分で自分を責める)。失った金銭は返ることがなく、取り返しがつかない。元には戻らないことへの失望感。心は苛まれ、失ったことにより将来の生活費が無くなってしまったのだから、みじめな自分。最低の人間、なんという私。閉じこもる心。外出への恐怖。人への不信頼。生きる気力が無くなり、エネルギーが無くなる。ひきこもり(人に会いたくない、だんまり、前向きに動くことができなくなる)。夫から離れたい(一緒に横に寝るのが耐えられなくなった)。心身消耗。眠れない。心臓がドキドキ(血圧上昇)。頭が空白で何も考えられなくなる。思考力停止。自分が落ち着かなくなる。仕事が手につかなくなる。ダメ人間と思えてくる。罵られ、追い出されてもしょうがない、当然の私と思う。早く死にたい気持ち。

〈失ったもの〉夫の信頼、今後の私の生き方、人との接し方、金銭の扱い方について夫に不安を与えてしまった。夫の失望感は大きい。

〈自分で自分を励ました言葉〉「むしろ、お金には代えられない学びの時よ」「人生で大切なことを学ぶ時よ」「心配しないで!」「これからのことは神様が支えてくれるので」「これから先のことは神様にまかせて」「自分の長所短所を知るチャンスよ」「世の中に生きていくうえでの、私のほころびというか、隙間に気づくチャンス」「人生はこんな時もある、ということ」「人生はほころびだらけであるということ」「傲慢になっていた自分、うぬぼれていた自分、何かにしがみついていた自分に気づく時」「開放された人間に変わるチャンス」「執着心から解放されるチャンス」「何もいらない!と気づくチャンス」


【お願い】
この体験から、詐欺被害を受けた方に対する接し方も学びました。すでに自責の念と自信喪失から死にたい気持ちになっています。ですので「なぜ?」とか「あなたが悪い」と責めないで欲しいです。むしろ「心配しないで」「学びの時です」と励ましていただければ、と思います。

そして詐欺に遭わないよう、詐欺についての情報を日頃からネットやテレビ、新聞、雑誌などで知っていただけたら、と思います。今回は、皆様にお役に立てていただきたく、私の体験を書かせていただきました。
# by momofukuoka | 2015-11-16 21:41 | 福岡百子からのメッセージ
急に肌寒く感じられるようになりました。空気も乾燥し、喉も傷めやすく、ノロウイルスにも注意を要する季節になりました。体調も崩しやすい時期かと思いますので、どうか気をつけてお過ごしくださいますように。

旭化成建材問題、データ改ざん、汚職、国の秘密主義、マイナンバー制度。国民が納得しないうちに、次々に決定され、将来の不安を誰もが感じるようになりましたこの頃です。本当に私たちの人権、自由はどうなるのか。安心した社会づくりに逆行してしまうのではないか。詐欺、不正が巧妙にエスカレートし、殺人が日常化してしまった日本。私たちの手で、前のように穏やかで平和な日本を取り戻すことはできないものでしょうか? 


【被災者の住居へのずさんさ】
旭化成建材問題は本当に大問題で、被害を受けられた方への対策を国としても対応できないのでしょうか、と胸を痛めておりますが、福島被災者の住宅に対する国の対応のずさんさに、「無慈悲」という言葉と「絶望感」という思いが私の中にも湧いてくるようになりました。

復興住宅に引っ越しされた方からの話です。
「普通は引っ越す前に、建築会社が建物をチェックし、公営住宅なら、県の職員も確認をして、承認を得てから引っ越すのが普通でないかと思うのです。ですのに、私たちが引っ越してからチェックしに来るのです。びっくりしたのは、新築したばかりの住宅なのに、もうかびているのです。それにエアコンの管が押入れの中を通っているのです。これでは布団が湿気てしまいます。

私たちは無料で入居したのではないのです。3か月分の家賃を前払いし、毎月の家賃も払い、もう被災者扱いではないので、エアコン・ガスレンジ・照明器具・カーテンなど、50万円はかかりました。被災者は自分で自分の家を決められないのです。県がくじ引きで決め、私たちは言われた所に入所するしかないのです。事前に見ることもできず、鍵を渡されたら20日以内に引っ越さなければなりません。鍵を渡されて、初めて家の中を見るのです。窓があるとかないとか、不足があっても受け入れるしかありません。」

仮設住宅もマニュアルに沿って建てたということでしたが、床も抜け、隙間風が入り、湿気が多く、ずさんさそのものでした。公営住宅と言われる復興住宅も、被災者の住居だからと言ってずさんでよい、と許してよいのでしょうか? 2011年の3.11から苦しみ通してこられた方々に、「これでもか、これでもか」となぜ苦悩を与え続けるのでしょうか?


【総理をはじめ議員さん、指導的立場の方に】
子供のいじめ問題、パワハラ、セクハラ、ママハラなどが問題になっております。しかし、福島原発被災者への国の対応を見ると、国を挙げての“いじめ”のように感じてしまうのは、私の思い過ごしでしょうか? 被災者の命と生活を救おうとする本気度の無さ。被災者方は言います。「議員さんたち、私たちの所に来て、一緒に住み、生活してみてください。そうすれば、私たちの苦悩はわかります。だのに、誰一人としてきたことが無い。体験しないでどうしてわかるのか?」

福島第一原発で働く人の声です。
「総理が来るとなると、我々は仕事を止めて、総理が通るところを片付け、掃除をします。見せるコースも決めています。」

私は思います。国としては対外関係の目標があって、総理が諸外国を訪問される時に、多額の援助資金を約束されるでしょう。経済を目標にされてかと思いますが。その資金があるなら、まず苦しんでいる自国の国民に目を向け救うことを最優先にすべきではないでしょうか? 大変申し上げにくいことですが、総理をはじめ、議員様方のお給料、あらゆる国の財源は国民の税金で賄われているのではないでしょうか?

言葉よりも、生きる姿かと思います。君子の民を思う信念、生き方、自ら身を引き締め、質素で慈愛深いお姿とお心に、天の悟りと知恵を賜物としていただき、歴史に名を残す君子となられるのではないでしょうか? 議員の皆様に。あらゆるお立場の、人を導き、上司と言われる方々に、日本を変える君子となっていただけますよう心からお願い致したく存じます。

あらゆる面で失望し、元気を失ってしまった日本です。明治維新の時のように、日本に命を吹き返す志ある方々が使命感を抱いて立ち向かってくださいますようにとお願い申し上げます。「お金を求めれば、お金は逃げていく」という言葉を聴いたような気がします。「命を大切にし、愛し合うことを大切にしていると、自然に天は必要なものを計らい、あらゆる面で安定する」と聞いております。


【被災者の帰還について】
国は、被災者の方々のほとんどに平成29年3月には元の町や村に帰ってもらうようにするつもりでいます。「町として恐れていることは、人口流出です」と役場の幹部は言っております。「一人でも多く帰って欲しいのです。」仮設住宅もその頃から壊し始めるでしょう。国からの地方交付金は人口数で決められる、と聞いております。人口の多い都市は補助金は多く、人口の少ない市町村は補助金が少ないために、役場の資金源も少ないことになり、人口流出は資金不足となり、深刻なことにもなり得ると聞いております。

しかし現実、帰るに帰れない村人の方をご紹介いたします。今は仮設に住んでいる川内村の80代の女性の方です。「災害前、子どもたちは皆、県外遠くに嫁ぎ、夫婦二人で農業をしながら生活してました。その後、夫は病気、入院し、費用が掛かったために、国民年金のための保険料を払うお金が無く、一時期、支払うことができませんでした。その後、夫が元気になったので、未納分のお金を支払いに行ったら、“支払えなかった時の手続きをしなかったので、今は手続きができないのでダメです”と断られ、そのために、いま国民年金は月3万円です。夫は災害前に無くなりました。

川内村の我が家は、災害で屋根も壊れ、家も崩れそうなので、何十本の棒で家を支えています。そんな所で私は怖くて寝られません。自分もつぶされます。私の家は原発から30キロです。ですので、お金もいただいてないし、賠償も補償もありません。29年春に仮設を出たら、どうなるかわかりません。」

皆様、福島の方々の現実を忘れないで欲しいのです。無関心とならず、皆様で福島を風化させないよう、ネットで拡散していただきたいのです。どうぞよろしくお願い申し上げます。


【支援品をお願い申し上げます】
被災地はこれから寒さが厳しくなっていきます。生活消耗品、食品、義援金のご支援をお願いいたします。ご支援いただけます方は、被災地をご紹介申し上げます。ご不明な点は、福岡までお問い合わせください。どうぞよろしくお願い申し上げます。恐れ入りますが、これらのご連絡につきましてはAM11:00~17:30にお願いいたします。なお、すぐにお返事ができない時もありますので、申し訳ございませんが、再度ご連絡くださいますよう、お願い申し上げます。


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【支援品をよろしくお願い申し上げます】
ご支援をいただけます方は、被災者をご紹介いたしますので、福岡百子までご連絡くださいませ。
〈問い合わせ〉
福岡百子 携帯メール f.mom.1941@ezweb.ne.jp  FAX 047-346-8675
(恐れ入りますが、これらの連絡につきましてはAM11:00~PM5:30までの間に頂けますようお願いいたします。なお、すぐにご返事ができない時もありますので、申し訳ございませんが、再度ご連絡くださいますよう、お願い申し上げます。)


※当ブログは福岡氏より委託を受けた、前野賢一郎(maeken24@ybb.ne.jp)が更新作業等の管理・運営を行っております。

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# by momofukuoka | 2015-11-02 11:04 | 福島の被災地の現状

被災者を思って・・・・

今日は10月11日です。東日本大震災から丸4年7か月経ちました。被災者の皆様は、今、あの大惨事の体験を思い起こし、4年7か月の月日の流れの苦悩を思い、胸が締め付けられる思いで、悔しさと涙で鎮魂式にあずかっておられますことに心を合わせ、亡くなられた方々にご冥福を祈りつつ、今日はブログの原稿を書かせていただきます。

今日のこのブログをご覧いただきました皆様も、あの震災を思い起こし、亡くなられました方々のご冥福をお祈りし、ご遺族の方々や今なお苦悩の最中におられます被災者を思っていただきたく、よろしくお願い申し上げます。


【良心の声に耳を傾け】
平和とは何でしょうか? 人の幸せとは何でしょうか? 人生の生きる意味とは何でしょうか? 私の存在の意味とは。お一人お一人の存在の意味とは。何で一生懸命働くのでしょうか。何で人権を守り、いのちを守り、子どもも大人の人格も大切にしなければならないのでしょうか。私たち一人一人は何のためにこの世に生まれたのでしょう。共存する動物も植物も大自然も、どうして大切にし、尊ばなければならないのでしょう。医学、科学、研究、学問はどうして発展する必要があるのでしょう。国家は、政治は、元首と国民との関係は。他国への尊厳は。経済の向上の目的は…などなど、幼い子供が大人に問いかけるように、私も失礼ながら問いかけてみたいと思います。

争いはどうして続くのでしょう。国土の争いのみならず、職場、学校、家庭の中でさえ、人が集まる中には大小の違いがあっても、人間には争いがつきもののような気がします。その争いの元は私の心の中にもあり、私の心の中を見ると、善と悪、闇と光、悪魔と天使が共存し、私がどちらを選ぶかによって、選んだものがニョキニョキと頭を持ち上げ、私はそれに自分も支配されて行動してしまっているような気がします。

私が子供の頃、学校では「道徳」という時間があって、“人の道”や“自分の心に宿っている「良心」”について学びました。そして人の道を外れてはならないことや、良心の声を聴くことの大切さを学びました。そして親からは、「ののさんが見ているから」(仏さんか神様のことだと思います)、「おてんとうさんが見ているから」と赤ん坊の時から言われ、何かにつけて仏壇に手を合わせることを学び、毎日のおやつも仏壇に頭を下げてから食べていました。戴き物はまず仏壇に置き、報告はまず仏壇に、と、私が育った家は“ののさん”が生活の中に浸透していたような気がします。今の時代、古臭いと思われるかもしれませんが、子どもに“ののさん”の存在を教え、道徳や良心の声の存在を教えてくださった昔の教育に、私は心から感謝しております。

“争いの根”が自分の心の中にあることに気づいた時、素直に詫びる気持ちも湧いてきます。そして気まずかった人との間にも平和が戻り、心安らかになることができます。偉そうなことは言えませんが、一人一人、ご自分の心の中にある“良心の声”に耳を傾け、我欲に注意するなら、つまり、私の心の中にある二つの声、善と悪の悪を退け、善の声に従って行動するなら、私たちの住む世界は良い方向に変わっていけるのではないでしょうか。国の元首も、私たち国民一人一人も、責任を他者のせいにせず、自分の心の中を見つめ、自分の心の開拓をし合いませんか? 自分の心の開拓に気づき始めた時に、味わったことのない「幸せ感」を味わっていただけるかと思います。


【都路の現状】
台風の災害を受け、350カ所で地滑り、土砂崩れがあったことを前回のブログでご紹介いたしました。昨日、都路の方よりメールをいただきましたので、お知らせいたします。「道路などは直していただけますが、家の敷地とか田畑は予算が無いとの行政のお話でした。都路全体には小さな被害は無数にあります。」日頃、収入が乏しい方々は、どうして生計を立てていらっしゃるかを私は日々心配しております。


【楢葉町の現状】
楢葉町は帰還困難区域ではなく、居住制限区域と帰還準備区域でしたので、全町民は今年の9月5日に解除され、宿泊をして良いという通達が行政よりありました。しかし、現実の状況をお知らせしたいと思います。

1000戸解体をしなければならないそうで、現在、解体中とのことです。(賠償金は1500万円まで出すので、各自、自分でするようにとのことです。しかしこれだけでは生活できないようです。)地震のための解体700戸、ネズミやイノシシの棲家となって住めない家300戸解体。

楢葉町には全国から来た除染作業員のために大手ゼネコンが宿泊場所を何十カ所と建て、楢葉町の雰囲気は変わり、治安が悪くなり、安心して自宅に泊まれなくなったとのことです。防犯パトロールも町として始まり、日中は自宅に帰れても、夜は怖くなり泊まれないとのことです。「自宅にいる時は、電気を消して漏れないようにカーテンをかけている」ということです。また警察からは「電気の明かりを漏らさないように」と言われているそうです。

「自分の町に行っても、まわりに電気の明かりは見えません。真っ暗です。」
「家に車が無いとなると、泥棒の絶好のチャンスです。だから私たちは自宅に物を安心して置けないのです。」
「10月1日から病院(元々の内科の先生)が1軒、始まりました。」
「店としては、食堂2軒(10人も入ればいっぱいの所)、コンビニ2軒、仮設のスーパー(10坪~12坪)。日用品、刺身、肉はあるが、大勢で行けば、あっという間になくなってしまう。」
「除染は一通り終わったと言う。しかし平均0.3~0.5マイクロシーベルト、高い所で0.5~0.7マイクロシーベルトあります。」
「町としては人口の流出を避けたい。一人でも多く残ってほしい。だから我々には移住の情報は届かない。移住についての情報が欲しい。」
「批判や喧嘩だけでなく、建設的な意見を出していかないと駄目と思う。互いに助け合いが必要と思う。皆で知恵を出し合い、育て合うことが必要と思う。」


【避難者数と復興住宅建設状況】
震災直後は避難者数47万人。2015年8月末は19万8513人。現在、建設済みの災害公営住宅は1万7000戸(計画3万戸)。宅地造成済みは4700戸(計画2万6000戸)。(復興庁の統計より)

皆様、被災者に対する国の本気度はあまりにも無さすぎると思いませんか? ゼネコンの除染作業員の宿舎はあっという間に建てるのに、肝心の被災者の住居は、2年しかもたない仮設住宅に、29年度まで(6年以上)住み続けなければならないのです。皆様の温かいご支援をお待ち申し上げております。


【支援品をお願い申し上げます】
ご支援をいただけます方は、被災者をご紹介いたしますので、福岡百子までご連絡くださいませ。義援金もよろしくお願い申し上げます。被災地の送り先をお知らせいたします。


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【支援品をよろしくお願い申し上げます】
ご支援をいただけます方は、被災者をご紹介いたしますので、福岡百子までご連絡くださいませ。
〈問い合わせ〉
福岡百子 携帯メール f.mom.1941@ezweb.ne.jp  FAX 047-346-8675
(恐れ入りますが、これらの連絡につきましてはAM11:00~PM5:30までの間に頂けますようお願いいたします。なお、すぐにご返事ができない時もありますので、申し訳ございませんが、再度ご連絡くださいますよう、お願い申し上げます。)


※当ブログは福岡氏より委託を受けた、前野賢一郎(maeken24@ybb.ne.jp)が更新作業等の管理・運営を行っております。

なお、英語版ブログ Reality of Fukushima (Voice of Momoko Fukuoka )http://momfukuoka.blogspot.jp/もあります。
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# by momofukuoka | 2015-10-11 10:10 | 福島の被災地の現状

台風18号による被害

台風18号が残した痕跡は大きく、救済を求めておられます方々のお姿や、お一人お一人を必死でヘリコプターで救っていく姿を、祈りながら固唾を飲んで見守った私達でした。今も、難にあった方々に対し、全国の皆さまに支援を呼びかけ、土砂撤去の作業のボランティアなどを求められておりますことは、どなたもご存知かと思います。


【都路の現状】
台風18号の災害を受けた中に、同じように川の氾濫、堤防の決壊、裏山の崖崩れ、家の床や道路が土砂で塞がり、救いを求めております福島の被災地をご紹介したいと思いました。そこは福島県田村市都路町です。350ヶ所で地滑り、土砂崩れ等がありました。土砂撤去作業や家具の運び出し等が必要で、支援を求めています。

都路というのは、標高350m〜700mにある村で、葛尾村と川内村の間にあり、約1000戸(3000人)の村でした。自然豊かで山菜も豊富にあり、山の湧き水を飲料水とし(井戸水)、水洗トイレはなく、冬になると3月頃まで凍結し、寒さに厳しく、決して経済的には豊かな村ではありませんでした。原発事故前は畜産(和牛)と稲作りを主にし、食物は、山菜や田畑のものが主だったそうです。

しかし、米の収入だけでは生活が出来ないために、専業農家は少なく、ほとんどの人が兼業農家であり、都路村には働く場所(企業)が無かったので、船引の工場や他の工事現場や、建設現場、他に仕事を求めて、出稼ぎ(日当の)に行って収入を得ていたそうです。村には診療所が一つ、歯医者が一軒、コンビニより小さい個人の店が5、6軒あったのみで、大型スーパーは車で30分の所にあったのみで、交通機関は少ない不便な所だったようです。しかし、村人は素朴で忍耐強く互いを大切にしあう心温かい方々です。自然の厳しい風雪にも順応し、我慢することを身につけた方々でした。

都路はその後平成17年に田村市に合併し(都路、滝根、大越、常葉、船引)4町1村で田村市となりました。それまで、村長のもとにあった都路村は、今は田村市長の行政区の中で取り決められるようになりました。川内村、葛尾村の除染は国が関わっていると聞いております。しかし、都路の除染は田村市に委ねられたと聞きました。田村市の中に、また都路の中に、いまだに放射線量が0.5〜0.8マイクロシーベルトがある所もあります。しかし、今、国から「年間20ミリシーベルトまで浴びても大丈夫となった」とのことで、都路住民の自宅の除染は進まなくなりました。

「都路住民は安心して自宅に住めない」「安心して自宅の農作物が食べられない」「山菜は食べてはならないと言われた」とのことで、食費に費用がかかるようになりました。原発前に出稼ぎに働きに行っていた工場は廃業になってしまった所もあります。原発前、都路のほとんどの方が日当で働いていました。ですので厚生年金の方は少なく、ほとんどの方が国民年金です。月2〜3万円とのことです。未納した人達はその分差し引かれるとのことです。住民としては米の収入が入らず、納金したくても出来ない時がありました。「私達は故意に未納しているわけではなく、収入が無く、出来なかったのです」「今、元気な都路の人達は、主に富岡町の除染作業で収入を得ています」「しかし、心配なのは病気の人、老人達、働けない人達はどうして食べて行っているのか心配です。収入はゼロですから」と村人は仲間を心配していました。

そして、このたびの台風18号の災害です。

「毎年台風でやられています。いつもこうなので、あきらめているけど、今年はひどかった。都路は川が多く、しかもカーブしている川が多い。だから決壊しやすい。住宅が山に囲まれている人が多く、裏山が崩れ、土砂崩れが多い。家床には泥、水浸しになり、道路も土砂で塞がっている。田畑の土手も崩れた。自分達でやるしか無いから、田畑は、自然に水が引くのを待つしか無い。土砂崩れは、自分達の一輪車(押し車)で運ぶしかない。町は大きな所しかしないので、自分達でするようにと言われたから、諦めてそうするしかない。毎年のことだから」

皆様、都路の方々が収入も乏しく、全てを受け入れ、黙々と一輪車を押して、戦っているお姿に胸は痛みませんか? 私達の少ない義援金で良いのです。黙って耐えていらっしゃる都路の方々を皆様のお力で救っていただけませんでしょうか?

都路の方々のことを話したついでに、彼等の忍耐力を知っていただきたく、お伝えさせていただきます。

都路の方のある仮設住宅は、火葬場の上にお墓の山があり、その上に仮設住宅があるそうです。「慣れたから」と村人は言いました。ある人の、この言葉には、私は衝撃を受けました。「福岡さん、私の部屋はお墓の入り口にあるんです。だから私は毎日お墓を見ています。でも花火よりも強い太陽のような“光”をお墓に感じるんです。私達はこの亡くなられた方々に守られて生きているんだと思うんです。ですから、毎日、お墓の人達に感謝してるんです!」

私は、彼女が長い年月、いかに耐え、いかに泣き、苦労を経て来て、全ての現実を受け止めて、苦悩を経たからの“悟り”だと思いました。私はお墓を怖がっている自分を恥じました。しかし、頭で理解できたとしても本能はそこまで至っていません。彼等は“凄い”と思いました。頭が下がりました。しかし、彼等を放っておいて良いはずはありません。彼らも“幸せ”を少しでも得なければならないと思いました。


【都路に支援をお願いいたします】
皆様、都路の方々に、暖かいご支援をお願い申し上げます。物品については、都路の責任者の方と連絡を取っており、受け入れ体制がはっきりした時点で改めてお知らせ申し上げたいと存じます。義援金については、直接村人のために尽くしておられます被災者住民代表の方に直接振り込んでいただくか、送金していただきたく思いますので、福岡までメール、またはFAXにて、お問い合わせくださいませ。皆様の暖かいお心に、心から感謝お申し上げます。


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【支援品をよろしくお願い申し上げます】
ご支援をいただけます方は、被災者をご紹介いたしますので、福岡百子までご連絡くださいませ。
〈問い合わせ〉
福岡百子 携帯メール f.mom.1941@ezweb.ne.jp  FAX 047-346-8675
(恐れ入りますが、これらの連絡につきましてはAM11:00~PM5:30までの間に頂けますようお願いいたします。なお、すぐにご返事ができない時もありますので、申し訳ございませんが、再度ご連絡くださいますよう、お願い申し上げます。)


※当ブログは福岡氏より委託を受けた、前野賢一郎(maeken24@ybb.ne.jp)が更新作業等の管理・運営を行っております。

なお、英語版ブログ Reality of Fukushima (Voice of Momoko Fukuoka )http://momfukuoka.blogspot.jp/もあります。
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# by momofukuoka | 2015-09-28 19:32 | 福島の被災地の現状