2011年3月に発生した福島原発の事故発生後、現在も仮設住宅等での避難生活を強いられている被災地の方々の状況をお伝えすると共に、支援の呼びかけなどを行わせて頂いております。


by momofukuoka
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30

<   2014年 04月 ( 2 )   > この月の画像一覧

福島原発で働く方のお話

月日の流れは早いもので、4月も残り少なくなりました。私のブログは、月2回~3回は新情報を発信したいと思っておりますが、何もかも一人でしておりますために、軌道に乗せられないでおりますことをお許しくださいませ。努力して、月に2~3回、発信させていただくようにしたいと思っております。今日は福島原発で働いて居られます方の声をお伝えしたいと思います。

【福島原発現場の様子と声】
彼の労働時間は午前7時~午後4時。そのために第一原発で働く時は、午前3時起き、第二原発の時は午前4時に起きる。日当16500円(危険手当1万円、日当6千円)。職場のマイクロバスに乗って行くそうです。雨、風、雪の日は休みになり、土日祝日は休みなので、1ヵ月10日しか働けない時もあり、生活に困る。仕事から帰ると、「焼酎を飲んで寝るだけです」と言い、午後8時には寝ています。

彼は放射線量が10分で3ミリシーベルトのところで働いていたとのこと。「累積線量が20マイクロシーベルトになると、除染作業か待機、または他の仕事に回される」とのことです。線量が低くなると、また高いところでの仕事となる。「私達はモルモットです」と言われました。「毎日、現場で汚染の検査をしています。1日3~5マイクロシーベルトと言われているが、実際は1日で5マイクロシーベルト浴びていると思っています。」

「怖いのはセシウム137です。30年過ぎないと半分になりません。これを取り除いているのが除染作業です。」

「耐用年数20年のものを30年から40年使った。タンクは錆びて、穴が開いていた。バルブを閉めるために、手で汚染水に触れている。」

「タービン建屋の方が線量は低い。むしろ、外のがれきの方が線量が高い。なぜなら、爆発の時のがれきはそのままで処理されていないから。我々はその中を歩いている。汚染され、線量計がピーピー鳴る所で、我々は昼飯を食っている。我々はレントゲン室の中に居るようなものです。皆の頭は麻痺しています。仕事をしないと、飯を食えないからです。」

「3ヵ月に1回ボディーチェックをします。『ホールボディー検査をするので、○○病院に○月○日に行ってください』と指令が来ます。そして結果は『異常は無いですよ。線量は無いですよ』とだけ。データは病院から国に報告は行っているが、当事者には知らせられない。我々は仕事を休んで検査に行かねばならなくなる。休んだ分の給与は出ない。我々は収入が無くなるので、休むわけにはいかない。」「帰還準備区域の米についても、試しに米を作るが、しかしこの米の放射能検査の結果は町民に教えられていない。データは国に行っている。国は、国に不利なことは出さない。」「だのに国は帰れ、帰れと言う。」「町長は今は皆、国の言いなりになっています。町長の許可があれば、出入りが自由になります。」

「大熊町はチェルノブイリと同じです。外は除染して低くなったとしても、部屋の中は14ベクレルあります。我々は防御服を着て作業しているのに、民間は何もせず、出入りしている。環境省はノーコメントです。放射性物質は風に乗って流れるのだから、区域で放射能の濃度を決められるものではないのに、区域(境)を決めるのは環境省です。」

「各市町村に汚染物質の“仮仮置き場”、貯蔵庫があります。仮であろうが、中間であろうが、最終処分場であろうが、置いてあるのは同じ、線量の高い汚染物質です。変わりがないのに・・・。」(この“仮仮置き場”というのは、仮置き場のさらに前の段階の一時的な置き場という意味で使われている言葉だそうです。)

「国の説明はデータを改ざんしています。」

「田畑の線量も低くなった、と公表しているが、汚染された土の上にシートを敷き、新しい土を乗せ、それを繰り返しているだけで、線量が低くなったというのは改ざんではないでしょうか?」

「安倍総理が来た時は、総理の通る所を、午前中かけてきれいにさせられた。そして総理の居る間は作業中止となる。働いている姿、現実は見せない。第一原発もきれいな所のみを見せる。」

「双葉郡は絶対人が住んではならない所と思う(南相馬、浪江、双葉、大熊、富岡、楢葉、広野、川内、都路、葛尾、津島、飯舘)。本当は国が全部の土地を買い上げ、そこは人が住まず、国の研究施設ぐらいを建て、立ち入り禁止をすべき所と思う。セシウムは地下に浸透し、汚染しているのだから。殺人行為をしているように思うが、そのことを言う人は誰もいない。皆、知っているけど、言わないだけです。」

「夏に現場で働く人は熱中症で倒れています。熱中症で数日間意識不明に陥った仲間や死んだ仲間もいます。」

「解除宣言され、帰還したとしても、自宅の水は飲めず、店もない。自宅は荒れ、犬は野生化し、イノシシは凶暴化しています。」


--------------------------------------------------------------------------------------------------------
【被災地への支援に関するお問い合わせ】
福岡百子
FAX 047-346-8675
携帯 080-5547-8675          
f.mom.1941@ezweb.ne.jp
(恐れ入りますが、これらの連絡につきましては
AM10:00~PM5:30までの間に頂けますようお願いいたします)

なお、こちらのリンク先には現在被災地から要請を受けている、具体的な支援品のリストを掲載しております。併せてご覧いただければ幸いです。

※当ブログは福岡氏より委託を受けた、前野賢一郎(maeken24@ybb.ne.jp)が更新作業等の管理・運営を行っております。
--------------------------------------------------------------------------------------------------------
by momofukuoka | 2014-04-22 18:31 | 福島の被災地の現状
桜の花も開花し、被災地福島の三春の山村では、未だ雪があり、福寿草、梅、椿が一度に咲き、桜はこれからです、とのことです。

4月は入学、入社と、人生にとって、希望に満ちた出発の時ですが、現実の日本は多くの問題を抱えた苦難の時のような気がします。

今日も福島の被災者の現実をお伝えしたいと思います。


【浴びて良い放射線の数値が20倍にアップしました】
被災当時は、年間1ミリシーベルト(=毎時0.23マイクロシーベルト)以下は大丈夫として、国の基準は1ミリシーベルトが安全基準と報じられていました。しかもこの数値も外に居ると想定した時間(1日12時間)だけで計算してあり、1日24時間×0.23マイクロシーベルトで計算すると、年間2ミリシーベルトを超えます。被災者は、国の安全基準は間違っている、と当時から言っていました。

しかし最近、国は、「年間20ミリシーベルトまで大丈夫」と言い、年間放射線量が20ミリシーベルト以下の地域には帰還宣言をし、住民を帰し始めています。2012年に広野町を、2012年8月に川内村を、そして福島第一原発から20キロ圏外のほぼ全域の市町村を。今年の4月からは都路の学校再開も。住民の意見は聞くことなく、押し切られました。平成28年春には南相馬も解除宣言される予定と言います。

チェルノブイリ原発事故の避難基準でさえ、年間放射線量1ミリシーベルト以上の地域住民は移住の権利があり、5ミリシーベルト以上では移住義務が生じるそうです。

現場を知る被災者の方は言います。「本来は双葉郡は放射線量が高く、危険地域です。ですので、国が土地や家、屋敷を買い上げ、全住民を安全な場所に移住させ、危険地域として高い塀を作り、立ち入り禁止とすべきです。」ですのに、移住する家も作らず、賠償金も出さず、帰還宣言をして帰すとは。しかも住民の声は聞かず、強引に押し切られます。

原発立地地域の双葉町、大熊町、富岡町、楢葉町、浪江町も三区分され(帰還困難区域、居住制限区域、避難解除準備区域)、賠償方法も賠償金額も異なります。帰還困難区域にはまとめての支払いを、しかし居住制限区域には分割の支払いをするのです。しかし自宅に入居できない状況は帰還困難と同じなのに、一括支払いでないために、資金が無く、新しい住まいを求めることができません。原発立地地域でさえ、「帰還可能」とできる場所には住民を帰そうとするのです。

放射線はいまだに流出しております。風に乗って、また地下水に。双葉郡だけでなく、福島だけでなく・・・。

国は被災者を帰還させ、何事も無かったかのようにしたいのかもしれませんが、日本国民の命や生活を守ることを優先し、原発が及ぼす影響の重大さを自覚し、「国民を被曝から守る」ことを最優先課題にして欲しいものです。

現場で作業をする人から聞きました。「田畑の線量の高い所はシートを敷き、その上に新しい土をかけ、その上で線量を計る。それでも線量が高い場合は、またシートを敷き、新しい土をかけ、そして計る。そして“線量が低くなった”と公表する。これ、改ざんでないか?」と。


【被災者の困窮を救ってください】

福島被災者の現実は報道されていません。国や東電が守っている、と日本国民は勘違いしています。否むしろ、勘違いさせられている、と私は思っています。

2011年、被災者は家族100万円、単身者は75万円支給されました。その後は、弁護士さんを通して申請した人が各市町村にかなり居られ、その方々は未だ東電との折り合いが付かず、精神的賠償金の月額10万円を3年の間、1銭も受け取っていません。役場の人に、この件について聞きましたら、「未だ平行線で分からない」と言います。私は、もらわずじまいで終わるのではないか、と内心、心配しています。

収入のない被災者は本当に大変です。除染作業かがれき処理かでの生計、しかも雨の日、雪の日は休業となり、収入は無くなります。最近はアベノミックスで、土木関係の仕事は被災地には来なくなった、働くところが無くなった、と言います。

福島の現状を知っていただくために、事例をご紹介致します。
〈妻20歳・夫22歳〉
・弁護士を通して申請しているために、月10万円の賠償金はありません。
・夫は除染の仕事、妻も働いていたが、3月末で仕事はなくなった。
・妻「子どもが欲しいけど、お金がないので産めない」
・持っている品(フライパン、鍋、どんぶり、大皿各1、中皿2のみ、衣類と寝具もそこそこ。
・彼女が私に願ったこと「味噌汁を作るなべがもう一つ欲しい。プラスチックでも良いから食器が欲しい。消耗品や食品、それは嬉しい。0歳児を持つ仲間もいるし、分けられる。」私は支援者に頼み、寝具・衣類・食器・消耗品・調味料などを送りました。

困窮状態にある被災者は未だたくさん居られます。消費税が上がり、経済的にも大変な私たちですが、どうぞ少しでも結構ですので、福島の困窮状態にある被災者を皆様の手でお救いくださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

被災地をご紹介申し上げます。下記にお問い合わせくださいませ。


--------------------------------------------------------------------------------------------------------
【被災地への支援に関するお問い合わせ】
福岡百子
FAX 047-346-8675
携帯 080-5547-8675          
f.mom.1941@ezweb.ne.jp
(恐れ入りますが、これらの連絡につきましては
AM10:00~PM5:30までの間に頂けますようお願いいたします)

なお、こちらのリンク先には現在被災地から要請を受けている、具体的な支援品のリストを掲載しております。併せてご覧いただければ幸いです。

※当ブログは福岡氏より委託を受けた、前野賢一郎(maeken24@ybb.ne.jp)が更新作業等の管理・運営を行っております。
--------------------------------------------------------------------------------------------------------
by momofukuoka | 2014-04-08 06:01 | 福島の被災地の現状