2011年3月に発生した福島原発の事故発生後、現在も仮設住宅等での避難生活を強いられている被災地の方々の状況をお伝えすると共に、支援の呼びかけなどを行わせて頂いております。


by momofukuoka
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福島被災者の自宅は今

◆お墓参りに故郷に帰った福島の被災者

東北の人にとってお盆は大切な日です。亡くなった先祖の供養のために1年に1回、父母の元(実家)に身内が集まり、そろって墓参りをします。墓の前で親は子や孫に先祖の思い出話をし、墓参の後は実家に集まり、食事をしながら、久しぶりに会う子供や孫の話を聴き、互いに絆を深め、安否を確認し合う大切な日です。ですので、どんなに多忙であっても、遠方であったとしても、親元に集まる大切な日です。ですので、お盆に故郷に帰れるか否かの重さは、都会の人には理解し難いことかもしれませんが、「帰れない」ということは、東北の人にとっては断腸の思いなのです。

写真を提供してくださった方は大熊の方です。3.11後、3度目の夏を迎え、初めてお墓参りが許可された、とのことです。防護服を着用しての墓参りは、言葉で言い表せないほど暑かった、とのこと。

「大熊は線量が高く、いまだ30~60マイクロシーベルトのところがある。お墓は除染した今でも、11マイクロシーベルト以下にはどうしても下がらない、と言われた。自宅に行くと、外は15マイクロシーベルト。室内は11マイクロシーベルト。長く居られないので、そそくさと帰った。だから写真を撮る時間もあまりなかった。動物達もいろいろいる。自宅は今でも泥棒が入り、物を盗られる。自宅に帰るたびに、朽ち果てる我が家を見るのが切なくなっていき、見るのが耐えられない。帰る人も少なくなり、諦める人が多くなってきた。しかし国は、はっきりと言わない。復興住宅もなかなか建たず、しかも津波の人優先と言う。私達はいったいどうすれば良いのか? どうなるのか? 国は被災者を救うための本気度が見えないし、責任は町長任せなので、我々は不安でやりきれない! だから気持ちもおかしくなっていく…。」

皆様、葛尾村の方が書かれた1冊の本をお読みください(原発の地の状況がよくわかります)。
『詩集 わが涙滂々――原発にふるさとを追われて』(小島 力著、西田書店、1400円+税)


福島被災者のご支援、よろしくお願い申し上げます。

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住民が飼っていたダチョウ。避難時、放したダチョウがさまよってる。



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草木に覆われた大熊町の自宅



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町で群れをなして歩く牛



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黒くなった洗面台



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少し片付けた台所ですが…



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洗濯機(掃除しました)



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風呂場のカビ



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【被災地への支援に関するお問い合わせ】
福岡百子
FAX 047-346-8675
携帯 080-5547-8675          
f.mom.1941@ezweb.ne.jp
(恐れ入りますが、これらの連絡につきましては
AM10:00~PM5:30までの間に頂けますようお願いいたします)

なお、こちらのリンク先には現在被災地から要請を受けている、具体的な支援品のリストを掲載しております。併せてご覧いただければ幸いです。

※当ブログは福岡氏より委託を受けた、前野賢一郎(maeken24@ybb.ne.jp)が更新作業等の管理・運営を行っております。
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by momofukuoka | 2013-08-22 21:07 | 福島の被災地の現状
◆被災者からの電話―深刻化する現実―

今日も私宅に被災者の方から電話が入りました。

「まさか、私が鬱病になるとは思っていなかった。3年たったら鬱病だけでなくいろいろな病気が一気に出て来る、とは聞いていた。まさか、と思っていたが、本当だ。今は毎週、神経内科に通い、他にも内科、整形外科と病院通いが日課となった。薬も10種類以上飲むようになった。災害前は元気で働いていたのに…。他者は外観から見て私達にいろんなことを言う。だけど、これは経験した者にしか解らないことだが、もう、どうにもならない。先が決まらず、進む方向が見いだせないと、人間は不安で、夜も睡眠がとれない。どうにかしなければならないと思っても、もう神経がすり減って、伸び切った紐のようになってしまって、いつプツリと切れてしまうか、わからない状態です。」 悲痛な叫びでした。

夕方、一人の高齢者から電話が入りました。
「4.5畳に二人で住んでいます。トタン屋根、プレハブの仮設は焼けるようです。暑くてたまらない。」

昨日は浪江の方から電話がありました。
「復興住宅についてのアンケートが配布されました。アンケートと書いてあるにもかかわらず、生年月日、名前、住所も書くように明記されていました。そして書類には、復興住宅費(家賃)の請求目安として、老人、介護の人は1か月7千円。働いている人は、最低でも10万円。収入が高額の人はその金額に応じる、と書いてあり、仮設住宅よりは少し広い。2人住まいの人は2DK。子どものいる人は3DK。4階建ての鉄骨、エレベーター付き、渡り廊下付き。だいたい2年先が目安、と。」

「我々は言っている。なんでこんなに高いわけ? 払いきれない。これでは復興住宅とは言えないと思う。我々は収入の道が無い。働く場所は除染作業しか無い。しかもそれは健康を害する仕事です。」

私は今日、一人の支援者から、「暗い内容だけでなく、被災者にも支援者にも、希望あるメッセージも必要」とのアドバイスを受け、そうかもしれないと納得し、前向きの明るいメッセージを書こうと決意しました。しかし今、この原稿を書いている最中にも、大熊町の被災者から電話が入り、声にならない声を聴き、私は被災者の厳しい現実の前で、自分の言葉の限界と空しさ、力になれないことの限界に、黙って耳を傾けるしかありませんでした。


◆“心美しい人”に

皆様、福島の被災者はこれほど苦しんでおられるのです。2011年の出来事は過去ではなく、今もっと深刻になっているのです。なぜ、日本のほとんどの方が「私とは関係ない」と思っておられるのでしょうか? 報道されなくなったからでしょうか? 総理が福島のことを言わなくなったからでしょうか? そうかもしれません。回りがどうであれ、知った私たちは手を差し伸べませんか? 皆さん、“美しい人”になりませんか?
 
“心美しい人”になりませんか? 心の美しさは顔形に現れると言われます。内面の美しさ、魂の輝きは、その方の人柄、魅力となって輝きます。それは化粧では為しえない“美しさ”です。

皆さん、困っている方に手を差し伸べることによって、ご自分の心を美しくしていきませんか? 大きな事をしなくて良いのです。あなたにもできる小さい支援もあるのです。例えば、スーパーで求めた野菜を小袋で送ったり、駄菓子を小袋で送ったり、一筆添えたあなたの心が、苦難にある被災者の生きる力になるのです。よろしくお願いいたします。


◆お願い

どうぞこの原稿をあなたのブログやフェイスブックでお友達、知人にご紹介くださいますように、よろしくお願い申し上げます。

なお、私、「東北ヘルプ」ともつながり、共働の方向で動くようになりました。また連載でレポートを出させていただいております。「東北ヘルプ」は「支援する人を支援する」組織で、仙台に事務局があります。私共の要請を受けて、川上直哉牧師様が中心となって実際に現場へ向かい、被災者の方々や仮設の自治会長さん、生活支援課の課長さん、あるいは首長クラスの方々のお話を伺い、支援をしています。

http://tohokuhelp.com/jp/nuclearsupport/07/index.html

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【被災地への支援に関するお問い合わせ】
福岡百子
FAX 047-346-8675
携帯 080-5547-8675          
f.mom.1941@ezweb.ne.jp
(恐れ入りますが、これらの連絡につきましては
AM10:00~PM5:30までの間に頂けますようお願いいたします)

なお、こちらのリンク先には現在被災地から要請を受けている、具体的な支援品のリストを掲載しております。併せてご覧いただければ幸いです。

※当ブログは福岡氏より委託を受けた、前野賢一郎(maeken24@ybb.ne.jp)が更新作業等の管理・運営を行っております。
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by momofukuoka | 2013-08-16 12:45 | 福島の被災地の現状
8月6日は広島に、8月9日は長崎に原爆が投下されました。私達はこの日をどんな心で過ごされましたか?

私は一主婦ですが、2011年3月11日から、ずーっと、福島の被災者と、友として向き合って参りました。今、現在も福島の現実は厳しく、さらに過酷で苦悩は深く、地獄のような状況になっておりますことを、皆様ご存知でしょうか? マスコミでも報じなくなりました。国も福島のことは忘れたかのように、無視するようになりました。命の叫びに全く耳を傾けなくなりました。

私達は、「命」について、「人生」について、皆さんで話し合い、考えてみてはいかがでしょうか? フェイスブックで、友人達の集まり等で。

私達の「命」は、「人生」は、一回限りの、天から授かった宝物です。皆さんは、ご自分の命の重みを体験したことがありますか?

私は随分前になりますが、胃がんの末期を宣告され、一分一秒の重みを体験したことがあります。それまで命は「戴きもの」ということを気づきませんでした。一緒に抗癌治療をしていた仲間は次々、死にました。私も明日生きているかどうかも判らない。一分後に生きているかどうかも判らない。その時ほど、一分一秒が輝いて感じられ、「命は戴きもの」「一分一秒が戴きもの」「宝物」であることを知りました。「命のいとおしさ」とでも申しましょうか。「自分の命も、他者の命も、一分一秒が大切な宝物」であることを、私は病気の体験を通して悟らされました。

皆さんの一分一秒は、命は、人生は、一回限りの大切な宝物です。私達人間にとって、「幸せ」とは何でしょうか? 各々の命や時間、人生が大切にされることではないでしょうか? 一人一人の命が大切にされる。これが私達地球のあるべき姿ではないでしょうか?

最も優先すべきことは、一人一人の命。命と人生を無視する行為は、神に逆らう反逆行為ではないでしょうか? 神に畏敬の念を抱かず、他者の命と人生を重視しない有り方は、私には、神への反逆行為のような気がします。私達皆で、日本の社会を見直しませんか? 間違いは正し、勇気をもって教え合い、一人一人の命や人生が大切にし合う社会を皆でつくっていきませんか?

他人任せや、諦め、ではなく。積極的に共感し合う仲間をつくり、輪を広げていきませんか? 批判だけでは何も生まれません。足を引っ張り合うのでなく、気づかない方には教え、一緒に幸せの道を共有し合いませんか? 一人が二人になり、二人が三人になり…。明日、明後日と…。小さな力でも、動くことにより、仲間は増え、希望ある社会を私達の手でつくっていきませんか? 悲しむ人が一人でも少なくなることを目指しませんか?
  

今、福島の方が必要とされます支援品は(別項目に詳細は明記しております)、下着、タオルケット、バスタオル、タオル、ネズミ駆除剤、殺虫剤、除草剤、作業手袋(軍手等)。トイレットペーパー、洗剤等の生活消耗品。飲料水、お米、調味料、野菜、果物、他、食品。(仮設は店が遠く、年寄りが多いため、買い物が大変です。)ご支援をよろしくお願い申し上げます。

なお、この原稿を皆様の力で、世界に拡散してくださいますようお願い申し上げます(皆様のブログ、フェイスブック等で)。

私、「東北ヘルプ」(http://tohokuhelp.com/)ともつながり、共働の方向で動くようになりました。また、連載でレポートを出させて頂いております。


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【被災地への支援に関するお問い合わせ】
福岡百子
FAX 047-346-8675
携帯 080-5547-8675          
f.mom.1941@ezweb.ne.jp
(恐れ入りますが、これらの連絡につきましては
AM10:00~PM5:30までの間に頂けますようお願いいたします)

なお、こちらのリンク先には現在被災地から要請を受けている、具体的な支援品のリストを掲載しております。併せてご覧いただければ幸いです。

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by momofukuoka | 2013-08-10 16:34 | 福岡百子からのメッセージ

活動への想い

「どうしてそんなに支援活動のエネルギーがあるの?」と聞かれることがあります。私はその度、思い出します。26年前、胃癌の末期だった時のことを。私はあの時、自分が生れ変った様な気がします。それは一つの悟りでした。

『自分は自分で生きていると思っていたけど、実はそうではなく、生かされて居たのだ。命は戴きもの。一分一秒も。』そ して自分の命がいとおしくなり、一分一秒がいとおしくなり、あらゆる生きるもの、自分も、他人も、草も木も、空も、虫も動物も、小さな石も、命ある全ての ものに、かけがえの無いいとおしさを感じるようになり、全てに兄弟として、幸せになって欲しいと思うようになりました。無関心で居られなくなりました。

そうして年月が経ち、神さまの想いが感じられるようになりました。『全ての被造物が幸せになって欲しい。切ないまでに一人一人を愛して居られる神様の想い、叫び。人間への叫び』を感じるようになりました。

それは『人間の心にある愛の芽をもう一度、目覚め、成長させ、愛の地球に造り変えて欲しい』という叫び、切ないまでに訴えて居られる神の叫び。冷え切った地球、乱れ切った地球、愛を失った地球に、再び愛を、命を。安らぎを、そして癒しを。

これが出来るのは、神の想いを自分の想いとし、神の愛の鼓動を、自分の鼓動とし、神の命の中に自分をとどめ、神に癒されつつ、神の手にして頂くこと。そして、自分が生きるよりも、この身において、神のみ業が行われるよう、自分は小さな道具として謙虚であり続けること。

神さまはあえて、人が評価しない石ころを使うことがあります。それは『石ころを通して、ご自分の栄光をお示しになられる』これが神のなさり方、のような気がします。石ころは自分では何も出来ないことを知って委ねていれば良いのです。すると、粗末であればあるほど、神様はご自分で動いて業を示して下さるような気がします。

『愛しなさい!愛以上に優る掟は無い』と言われた神は、今も、現代の私達に、むしろ叫びをもって、『眠ってしまった愛の目を愛し、愛を成長させ、愛の地球に変えて下さい。」と叫んで居られるような気がします。

一人一人を切ないまでに愛して居られる神さまのお心を思うと、又、一人一人の命のいとおしさを思うと、被災された方への支援は兄弟としてあたり前と思いますし、一人一人のしあわせを思うと、放っておけなくなる。というのが私のエネルギー源でしょうか。


それと、最近「自立の為に支援は妨げになる。物質支援は終った」という声が届きます。その方に「あなたの親、身内だったらどうするの?」と申し上げたいと思います。私も正直、支援活動の有り方について悩みました。

そして、私の主治医よりお言葉をいただき、支援の心構えが定まりました。
「本物かどうかは、これからがわかるのだよ。ブームと言っちゃなんだが、今までは皆がワーと支援したと思う。しかし、1抜け2抜けで支援は無くなって行く、これからが本物の支援者かどうかがわかるのだよ、むしろこれからが大切だよ。自転車レッスンに例えちゃ何んだが、自転車に乗れる為には、支えてもらう必要がある。早く手を放してしまったら、乗れる人も乗れなくなり、ケガをしてしまう。乗れるようになるまで、大丈夫と思えるまで支えてやりなさい。一人で走りだせるようになったら、手を放してやりなさい。人間には何事にも、遊びという部分がなきゃ生きて行けないよ。人間はギリギリではダメ、支援だって同じだよ、志をつらぬきなさい。」

私達は本物の支援者で有りたいと思いました。

マザーテレサが被災地を訪問されたら、おそらく一人一人を抱き締め、思いっきり泣かせたと思います。

彼等の悲しみ辛さは半端ではなく、自宅を津波で流され、多くの身内を失い、家族はバラバラに引き裂かれ、周りには店も何も無く、不便な所にプレハブで出来た 湿気の多い仮設にプライバシーも何も無い狭い部屋に住み、将来の保証も、町や国の指針も無い中で、多くのストレスと悪条件の中で、必死に生きています。

ある被災者は言われました。「定年退職を前にして、会社は津波で流された。だから一円ももらえない、生涯命がけで尽した会社だった。唯一残った我が家、しかし原発の為に入れない。草が生え、雨もりがし、カビと湿気で崩れていく我が家を見るのは耐えられない。

最近、出入り解除になった所もある。しかし、震災当初よりも荒れ、トイレの水も出ず、ゴミは自分の敷地内にと言われ何が出来るのか。ガス、水道が出て、ある程度の草が刈られて自宅出入りを、と言われたらわかるが、前よりも荒れてひどくなった所を全て被災者が自分の手で、というのはあまりにも酷すぎる。」

私たちは今『神のふところ、神のぬくもり』を思い起こす時ではないでしょうか? 神のふところは癒し、優しさ、安らぎ、憂い。母のやさしさ、母の胸。悲しみ、怒り、嘆き、我儘、氷を溶かすぬくもり、幼い子の未熟さを大きな愛で包んでくれます。そこには、批判も裁きも決りも無く、相手の幸せを願う、大きな心だけのような気がします。私も被災者に向き合う時、神様のお心を戴きたい。

これは自分のエゴとの戦いにもなります。自分も人も一回限りの人生です。お互いに大切にし合いたいと思います。

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(恐れ入りますが、これらの連絡につきましては
AM10:00~PM5:30までの間に頂けますようお願いいたします)

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