2011年3月に発生した福島原発の事故発生後、現在も仮設住宅等での避難生活を強いられている被災地の方々の状況をお伝えすると共に、支援の呼びかけなどを行わせて頂いております。


by momofukuoka
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31

カテゴリ:福島の被災地の現状( 57 )

帰還させられる被災者

◆自宅の除染・修復はすべて自腹
 災害があって2年4か月過ぎた被災者の自宅は、原発事故のために入居することができず、家は閉めたまま、冷蔵庫の食品は腐り、湿気で家の中はカビとネズミの大発生、屋根も崩れ、雨漏りがし、畳もブヨブヨ。所により、野生化した犬、猫、蛇の住処。イノブタ(イノシシと豚の掛け合わせ)、牛が群れを成し、災害後に生まれた、人を知らない動物たちが我が物顔に歩いているという。田畑も荒れ、荒れ果てた我が家に、被災者は、自宅に出入り自由という。ショックを受けて帰った福島の被災者は、落ち込んで寝込むと言います。失望し、生きる気力を失います。当然ではありませんか? 国の基本はあくまでも福島の被災者を自宅に帰す方向です。国が荒れ果てた家を建て替えるわけではありません。家の修理、掃除、ゴミ処分、室内除染はすべて自分たちでしなければなりません。すべて費用は自腹です。(東電の負担はあるとしてもわずかの金額で、家など建て替えられません。)

 第一原発よりわずか5kmの老夫婦も防護服を着て荒れた我が家を片づけてきた、と言い、泣きながら私宅に電話をくださいました。楢葉町は全町民を帰る方向に決断したと言います。(楢葉は第二原発立地場所です。)常識では考えられない判断です。福島の被災地は、2年4か月、入居しなかったためにどこもカビ、悪臭、ネズミの発生等で住める状態ではありません。(楢葉、富岡、大熊、双葉、浪江、小高、原町、鹿島、広野、川内村、都路、葛尾、津島、飯館など、一部大丈夫な家もありますが、ほとんどが同じです。)


◆無責任な国の帰還方針
 国は除染対策、復興住宅、仮設住宅の修理、インフラ整備、個人住宅、被災者への賠償問題、離散して家族崩壊になってしまった被災者への精神面・経済的配慮、将来への展望も示すことなく、すべてを東電と、各自治体の長(市町村の長)に判断と解決をゆだねています。しかも国の方針に逆らう自治体は交付金が減らされ、復興事業へのテーブルにもつけないと言われ、やむなく国の方針に従わざるを得ないと言います。各自治体(役場)は、責任は押し付けられるけど、お金も自由もなく、圧力でどうにもならない、とのことです。放射能は今や福島市、郡山、二本松にも及び、福島の友人の家(泉方面)は自宅の敷地に、汚染された土が入った緑色のドラム缶が5缶おいてあり、その状況も慣れてしまった、ということです。


◆被災者の叫び
 被災者の方は、「現地に来て泊まってみてくれ! 一日でも良いから、実際に仮設に泊まり、帰って良いと言われた自宅を実際見てくれ! 見もしない、来もしない、体験もしないで、我々の叫びを聞いてくれないで、決められていく。我々は生きることができない。気力も無くなり、どんどん死者が出、病気になった。」


◆ネズミの糞だらけになった福島の被災者の自宅
 新築されて間もない若夫婦の自宅で、原発放射能のために入れなくなった自宅は湿気とカビ、ネズミの住処となって家中悪臭とネズミの糞だらけ。柱や花嫁道具もかじられ、ローンだけが残ってしまったと言います。
 国は公共の除染とライフラインの整備のみ。被災者は自分の家屋敷は自分でするように言われ、資金の配布も不十分です。
 被災者は自分でネズミ駆除剤、除草剤、ごみ袋を買い、自宅の掃除、財産処分、家屋の修理を始めています。今は燃えるごみの処分。次に電化製品の処分。次に布団、家具の処分と、規定に沿って出しています。しかも解除地区は賠償金が昨年8月で切られました。
 福島の方々、あまりにも悲しすぎませんか?

a0308604_4551389.jpg
a0308604_4553373.jpg
a0308604_4554827.jpg
a0308604_4555611.jpg


◆お願い
 皆様、福島の被災者をお救い下さい。
 生活必需品、水、米、食品にも事欠いております。温かいご支援をお待ち申し上げております。

 なお、この原稿を皆様の力で、世界に拡散してくださいますよう、お願い申し上げます(皆様のブログ、フェイスブック等で)。
 このたび「東北ヘルプ」(http://tohokuhelp.com/jp/nuclearsupport/06/index.html)ともつながり、共働の方向に動くようになりました。


--------------------------------------------------------------------------------------------------------
【被災地への支援に関するお問い合わせ】
福岡百子
FAX 047-346-8675
携帯 080-5547-8675          
f.mom.1941@ezweb.ne.jp
(恐れ入りますが、これらの連絡につきましては
AM10:00~PM5:30までの間に頂けますようお願いいたします)

※なお、当ブログは福岡氏より委託を受けた、前野賢一郎(maeken24@ybb.ne.jp)が更新作業等の管理・運営を行っております。
--------------------------------------------------------------------------------------------------------
by momofukuoka | 2013-07-30 04:51 | 福島の被災地の現状
今日は、被災者が受けた賠償金についてお話したいと思います。

私達が正しく情報を得ていない為に勘違いをし、被災者を苦しめている大きい原因の一つです。
私達は東電の巧みな綾によって、日本国民が間違った理解をしている、ということです!

被災者は、3.11の後、町によってもらった時期は異なりますが、家族は100万円、単身者は75万円、一時仮払い金として、倍賞の一部のお金として支払われました。

被災者は皆様これで助かった、としてホッとしたわけです。しかし、これは、間もなく全額返金させられたのです!これが東電の巧みな仕方でした。

間もなく、精神的賠償金の支払いの話が出ました。今まで使用した領収書を添えて(生活消耗品、食品は削除)理由も書いて申請した人で通った人のみ賠償する。

一人、月に10万円で。しかし、申請してみて初めて解ったことは、この精神的賠償金の支払いの時に、最初手にした、家族100万円、単身75万円は、全額差し引かれて残金だけが通帳に入金されました。

つまり、沢山買い物をし、100万円以上の買い物の領収証を添えた人は、そこより100万円引かれた金額を手にし、100万円にみたない領収証を添えた人は、精神的賠償金(3ヶ月で30万円)からも引かれ、とにかく家族は100万円、単身は75万円引かれてしまいました。返すお金の無かった人は、月毎に受けるはずの精神的賠償金を1年かかって返金した、という方も居られました。このことを知った被災者は、精神的賠償金の申請をすれば100万円とられるからとわかり、申請に行かなかった人は多いようでした。

今でも申請に行っていない人も多く居られるようです。しかし、3年間申請しなければ東電は「意志なし」とみなし、来年3月で「時効になる」ということを知らない被災者も居ります。

又、10万円では生活できないから、と言って、弁護士を通し、賠償金アップを申請してる人も多いのですが、この方々は、未だ、一度も精神的賠償金を手にしていません。

“私達はこの事実をご存知でしょうか?”

被災者の自宅の土地、家、田畑の賠償についても考えられないほどの安価で、仕事も、収入も無い被災者は生きる術を失っています。

「東電のお金で生きている」と、公けに罵倒され、被災者の車は傷つけられています。4.5畳の悪環境の仮設はあと2年の延長になり、お金も無く、身内はバラバラの被災者。何の罪も無く、ただ、東京や関東の方々の電気の為に、自分達の自然豊かな故郷の土地を提供した方々が、地獄の生活をしている現実!

“これでいいのでしょうか?”

しかも、国が発表している一年間に浴びて良いとされてる放射能の線量1ミリシーベルト(=毎時は、0.23マイクロシーベルト)実はこれは、屋外の時間の計算で屋内は加算されていないのです。本来、毎時0.23×24時間×365日=2,0148となり、1年間で2ミリシーベルトになるのです。現在、帰って良い、と言われている川内村は、0.7~3.4マイクロシーベルトになっています。(東電から5km~7,8kmと同じ放射線量とのことです)皆様、日本のこの現実、どう思われますか?

『皆様の暖かいご支援をお待ち申し上げております』

--------------------------------------------------------------------------------------------------------
【被災地への支援に関するお問い合わせ】
福岡百子
FAX 047-346-8675
携帯 080-5547-8675          
f.mom.1941@ezweb.ne.jp
(恐れ入りますが、これらの連絡につきましては
AM10:00~PM5:30までの間に頂けますようお願いいたします)

※なお、当ブログは福岡氏より委託を受けた、前野賢一郎(maeken24@ybb.ne.jp)が更新作業等の管理・運営を行っております。
--------------------------------------------------------------------------------------------------------
by momofukuoka | 2013-07-13 20:26 | 福島の被災地の現状
今日は30K圏外の方々についてお話しましょう。これは2013年6月26日に南相馬の方から伺った話です。

南相馬市は小高区(20K圏内)原町区(20K~30K圏内)鹿島区(30K圏外)があります。20K圏内は賠償金はいま続いており、30K圏内は昨年の8月で切られ30K圏外は東電とは関係ないと言われ、初めから賠償金は出ておりません。仮設住宅には(場所によって同じ区の方だけが入ってるところがありますが)同じ一つの仮設に、小高区、原町区、鹿島区の方々が一緒に入居している所もあります。

30K圏外の方は東電は関係無いということで、一般の私達のように税金(県民税、市民税・・・)保険料(国民健康保険料、社会保険料・・・)を払っています。医療費は災害後、半年は免除されていたが、その後は払ったとのこと。光熱費、家賃も当然払っています。

30K圏内で、解除され、帰って良いと言われた、広野、川内村、田村市、他の町も昨年の8月で賠償金は切られ、税金、保険料、光熱費など支払わされているようです。川内村の83歳の方が「解除になった自宅の一年分の田畑、家等の税金6万円払って来た。光熱費は川内村の自宅と郡山の仮設分と2軒分の基本料もとられる。昨年の8月で精神的賠償金は止まった。年金暮らしには大変です!子供にお金ちょうだい、とは言えないし、家は雨漏り裏板も腐り、風を入れないので、家の中が歩くとユサユサして怖い所がある。仮設は風が通らないので湿気、暑さがすごい。我が家は暑くない。”ふる里には、やっぱり帰りたい”このような自宅でも国は税金を請求するのです。』

30K圏外(例え30.5Kでも外となる)は基本的に東電関係ない、ということで賠償金は出ていません。

津波に遭った人は100万円を1回だけ国からもらいました。その時に国から言われました。新しく家を建てる人には200万円出しますと、しかし、申請をしないと出しませんと新築せず、アパートとかを借りる人には50万円出すと言いました(1回のみ)借り上げの家賃6万~9万を出すとも言いました。


南相馬の方から伺った船乗りさんのお話をしましょう

船主には水揚げ(漁獲量)の3ヶ月分と船の分、全額の何%かは出ました。しかし「乗り子」は少ないです。季節によって水揚げの量は異なるので、その計算で支給されました。3ヶ月で20万でした。生活の為にガレキの仕事(1日1万円)をするが、国の予算の関係でガレキの仕事の回数は決められている。決められた回数以上は仕事をしてはならないので、収入は限られてしまう。今年は4月~6月の間に10~20回でした(雨の日は休みとなる。又、国の予算の関係でガレキ処理の仕事も出来ません)

私が話を伺った方は、それでは生活できないので、2週に1回、魚がとれたのを待っていてセシウムを計る仕事をしているとのことです(1日1万円)


被災者の叫びは安倍総理の心には響いていない!

これは浪江町の町会議員の方の話です(7月3日)
「安倍総理には何回か会って話しています。町長も話している、しかし、聞きはするが、心に響かないみたいです」「どうしたら、解決できるのか」彼も悩んでいました。「とりまく議員も同じです。今は選挙のことしか頭に無い」「原発を再稼働しようとする。しかも海外に輸出しようとする!考えられないことです」「福島の現実を見て欲しい!被災者の生活復興をどう思っているのか、一度も来ようとしない。議員たちも来たことが無い!このままでは福島の被災者は生きることができない」


ご存知ですか?九電大分支社前で「再稼働やめて!」で721日間プラカード持って立って居られる人のことを!

一人の主婦が始めたことです。
2011年7月4日~、毎日、10:00~11:00、13:30~14:30、15:30~16:30。一日3回、雨の日も、風の日も、雪の日も暑い日も、寒い日も立ち続けて居られる方のことを。みなさん、声援を送ってください。そして、耳を傾けようとしない電力会社、国。 

日本はこれで良いのでしょうか?


--------------------------------------------------------------------------------------------------------
【被災地への支援に関するお問い合わせ】
福岡百子
FAX 047-346-8675
携帯 080-5547-8675          
f.mom.1941@ezweb.ne.jp
(恐れ入りますが、これらの連絡につきましては
AM10:00~PM5:30までの間に頂けますようお願いいたします)

※なお、当ブログは福岡氏より委託を受けた、前野賢一郎(maeken24@ybb.ne.jp)が更新作業等の管理・運営を行っております。
--------------------------------------------------------------------------------------------------------
by momofukuoka | 2013-07-10 20:36 | 福島の被災地の現状
今日は、6月17日に伺った川内村の方の話をご紹介いたしましょう。

20km圏内と30km圏内では扱い方がまるで違う!20k圏内は未だ精神的賠償は続くが、30k圏内は打ち切られている。20k圏内は国が除染をし、廃棄物処分も国で行い、自宅の家財の廃棄物も国の費用でする。しかし、30kは廃棄物処分の布団、シーツも自分各自の費用でしなければならず、処分するのに40万円かかったという人もいた。もらったお金は処分費に使わなければならず、廃棄にお金がかかる。

東電は直接、原発の地に対しては支援の対応は手厚い、月10万も.27年28年まで賠償するという、しかし、原発から離れた地に対しては厳しい!

川内村の30Km圏内に対しての対応です。精神的賠償金は昨年8月31日で止まりました。つまり、23年3月から~24年8月31日までの間は一人10万円、その後、生活の増加分として、24年9月~25年3月31日までの7ヶ月分として一人20万円(つまり一人、月28500円)、4月1日からはゼロ(補償なし)

同じ町に20kと30kでは差がある為、住民同士の争いとなる。お金がないと孫も近づいて来ない、高齢者は放ったらかしとなる。家族3世代一緒だった家族が今は祖父母、父母、子供、孫とバラバラになった。仮設も延長となった、放射能が全てをうばった、解除になり、帰って良い、宿泊して良いと、言われても、場所によっては放射能は高い!ネズミ、家も崩れている所もあり、治安の事もあり、安心して帰れない。帰るのは高齢者、代々の家を守る、お墓があると言って帰る。若い人は村外にとどまる。若い人がいないと町は存続しないことになる。地域の文化はもう、無くなっていくと思う。今までの村の歴史、文化が、村が無くなってしまうことに誰が責任を取れるのか。

大熊、浪江、富岡、双葉は帰るのは無理と言って、すでに自宅を建て、会社も他の所に再建し始めている人もいる。しかし、我々は解除地区ということで、実際、家も住めず、建てられず、賠償金も切られ、光(先)が見えない。実際、自宅に帰ったとしても、80代90代の人に何が出来るのか。実際、町の再建は困難です。自宅は自分でするように言われている。自治体はしてくれない。自治体が除染するのは、道路、家の周りだけです!町のことは、それぞれの役場に任されている。だから、支援も、被災者への生活対策も町によって異なる。だから同じ所に住んでいても(一例・郡山の南1丁目の仮設)月10万円の賠償金がもらえるところもあり、もらえない所がある。ナースボタンが無いところと有るところがある。“川内村の人は、賠償金はもらっていないのに、周りからは「東電からもらってる」といじめられ、車も壊されている”。支援物資は富岡にはくるが、我々には無い。地域が異なるとコミュニケーションも違う。

先が見えないのが一番疲れる。皆、健康を害し、亡くなってる人が多い!何よりも先に、我々には失った各家庭の生活再建や失った会社を立てて欲しい!しかし、国は我々の生活再建をしようとせず、帰れない所に帰そうとする。そして、“除染したから帰れ帰れ”と言う!

川内村は森林が多く、もともと不便なところです。今こそ救って欲しい!今こそ支援が欲しい!

自宅解除になったので、税金の支払は請求され、光熱費の基本料も自宅と仮設の二重払いとなり、少ない年金から支払い、どうやって生活したら良いか?という高齢者の声もありました。若い人はアパート生活で又お金がかかる。

どうぞ心優しい皆様、被災者への支援をよろしくお願い申し上げます。


--------------------------------------------------------------------------------------------------------
【被災地への支援に関するお問い合わせ】
福岡百子
FAX 047-346-8675
携帯 080-5547-8675          
f.mom.1941@ezweb.ne.jp
(恐れ入りますが、これらの連絡につきましては
AM10:00~PM5:30までの間に頂けますようお願いいたします)

※なお、当ブログは福岡氏より委託を受けた、前野賢一郎(maeken24@ybb.ne.jp)が更新作業等の管理・運営を行っております。
--------------------------------------------------------------------------------------------------------
by momofukuoka | 2013-06-21 20:44 | 福島の被災地の現状

ブログをご覧の皆様に

今日は11日でした。

新聞を見ましたが、東日本大震災について触れたテレビ番組は唯一、NHKテレビ(5時~6時の「ゆうどき」)一本だけでした。そんなに報道に於いては関心の無いことになってしまったのでしょうか?

私は、被災者の悲しみを思った時に、これではダメ、と思いました。私は一昨日、一人の牧師様から「皆さんに配るチラシの原稿を書いて欲しい、私は、私達の電気の為に、原発の犠牲になった福島の方々に感謝の心をもたなければならない、私達にかわって犠牲になったのだから。私は福島の方々の支援を広めたい、彼等を救わなければならない」

私は原稿を書きました、そして思いました。
ブログにこの原稿を載せましょう。そして、皆様にもこの原稿を活用していただきましょう、と。

どうぞ、皆様、この原稿を活用してください。
チラシを作って、お友達に知人にお渡しください。
よろしくお願い申し上げます。



***************************************
日頃、被災地の方々に心を寄せて頂いております皆様に心から感謝申し上げます。
今日は被災地・福島の現状についてお伝えさせていただきます。

災害があって2年4ヶ月になろうとしておりますが、福島の現状は、さらに地獄化された日々に変わってしまったという状況です。

皆様は、東電や国から賠償金、保証金をもらってるから大丈夫と思って居られるでしょうが、災害当初、東電から受けた家族100万円単身75万円は数カ月後には全額返金させられ、その後の月10万円の精神的賠償金も申請者のみが支払われ、申請に間に合わない人は、来年3月で時効となり、申請打ち切りとなります。除染で解除と宣言された地区はすでに昨年の8月から賠償金は切られ、被災者とはみなされず、税金、光熱費の基本料も請求されます。

自宅が解除されたからと言って住める状況ではありません。放射能で入れなかった自宅は、湿気で家の中はカビと大量発生したネズミの住まい。屋根も壊れ、雨漏りで、まず使えなくなった衣類、寝具、家具の処分。ネズミの駆除、住まいの修理から始めなければなりません。町も国もお金は1円も出しませんので、全て、自分達でしなければなりません。

国から各市町村にお金は入ります、しかしそれは除染や公共のインフラ整備のためであって、被災者には渡りません。しかも、除染についても公共の場は町がしますが、自分の家は被災者が自分で除染するように言われ、安全だから帰れ。帰れと言われても、自宅によっては放射能の高い所もあり、雨漏りがし、ねずみがいる住まいに帰れない、というのが現状です。

では町の役場に責任があるのでしょうか? お金は県が握り、国がコントロールしているので、責任は託されても、なんの力も発揮できず、役場も町長も苦しんでいます。

放射能は、被災者から全てを奪いました。住まいを奪い、家族の温もりを奪い、家族をバラバラに引き裂きました。仮設は湿気や蒸し風呂のような窓も少ない4.5畳1間(家族2間)で、手足を伸ばすスペースも有りません。壁は薄く、小さい声で話さなければなりません。仮設にいるだけで、息苦しくストレスになる、と言います。

原発さえ無ければ、自宅に帰ることができる。家が壊れ、津波で流されたとしても再び“ふる里”に家を建て、家族も集まり、再建し、仕事の再出発もできる。

原発は我々から全てを奪った。しかも国は我々を捨てた!我々を放射能から守ろうとしない!安全な所に住む権利を与えてくれない。再出発をするお金も出してくれない。「除染して帰す」という方針だけです。


福島は放射能のことも有り、ボランティアも少なく、支援物資も入らなくなってきました。しかし帰宅するように方向づけられた福島の被災者の方々は、今からこそが支援が必要で、皆様の暖かいご支援を切にお願い申し上げます。一つの仮設をを支えていっていただけても良いのです。

また、被災者の一世帯を支えていって頂ける運動を広めていって頂けたら幸いです。

被災者の笑顔があなたの笑顔になれますように。
心からお願い申し上げます。


--------------------------------------------------------------------------------------------------------
【被災地への支援に関するお問い合わせ】
福岡百子
FAX 047-346-8675
携帯 080-5547-8675          
f.mom.1941@ezweb.ne.jp
(恐れ入りますが、これらの連絡につきましては
AM10:00~PM5:30までの間に頂けますようお願いいたします)

※なお、当ブログは福岡氏より委託を受けた、前野賢一郎(maeken24@ybb.ne.jp)が更新作業等の管理・運営を行っております。
--------------------------------------------------------------------------------------------------------
by momofukuoka | 2013-06-11 20:51 | 福島の被災地の現状

ブログをご覧の皆様に

私は会津生まれの福島育ちの人間です。

“同胞の気持ちは放っておけない”という気持ちで始めたのが2011年6月、朝日新聞を見ていて大熊町の一夫婦に支援を始めたのが、私の支援活動の始りでした。

幼い頃から病弱で何度か死の体験をし、命や時の大切さに目覚め、自分の命や他者の命をいとおしく感じ“人は幸せにならなければ嘘だ”と、本気で他者の「命と時間」を大切ににしたいと、信念を持って日々生活して居りました。

2011年3月11日、その頃は私の体調もおもわしくなく、だんだんと外出することができない体になっておりました。友人・知人の支援を終え、気になりだしたのが同じ福島の方々、夢中になって、友人・知人に呼びかけ、裏磐梯のホテルに避難して居られる大熊町の方々への支援を始めました。

私は被災者の方々の苦悩を思ったときに、私に出来ることは何か?私は一主婦にすぎない、足も悪く外出も出来ない。だけど、口があるではないか? 私は話すことができる、電話をすることができる。なら、出来ることをやって行こう。

まず、日本地図を見ました、被災地を見ました。そして、電話104で各被災地の役場を聞き、県庁に市町村の役場に、避難所の情報集めをしました。そして、その情報をFAXで仲間に伝え、支援願いをしました。

一方知った情報を総理大臣、各大臣、全ての党の幹部に、主な宗教団体の幹部に、そして、支援活動をして居られると思われる拠点に、手紙を書き、電話、FAXをし、私に出来る情報手段をフル回転させて、あらゆることをしたつもりです。

支援をしていただけそうな食品会社、下着、靴下、布団会社の社長様方に手紙を書き、朝日、毎日、読売、日経、東京新聞の編集長に、NHK、日本テレビ、テレビ朝日、TBSテレビ、テレビ東京、フジテレビの報道局長に手紙を出しました。そして、支援が届かず苦しんで居られる「福島の現状」を伝え支援の協力を願いました。

しかし、返答も無く、返答があったとしても、冷ややかなものでした。「私たちはする相手が決まっています。福島をするつもりはありません。」

何故?と思いました。 隣の宮城県には支援品がいっぱい残っていました。支援品の行き場が無く困ってさえいました。そこで私は、すでに親しくなっていた大熊町の役場の方に聞きました。

”課長さんから宮城県にある品を福島県に流してもらえるように、役場同士で話し合ってはいただけないのですか?”その問いに“福岡さん、そこが難しい所なんだよ、他の県に入った物を違う県に流せないのが日本のしくみなのだよ”と。

こんな非常時の時にでさえ融通がきかないのが日本なのか?隣の人が困っていても、見て見ぬふり、情報を流しても、組織、決まりを優先し、自由がきかず 結局何もしない、というのが日本なのか?と、この時ほど日本の国を情けなく思ったことはありません。

当時、支援者も被曝を恐れ、福島県に入る人は少ないでした。 私は思いました。“だったら福島の被災者はどうなるわけ?”支援品も届かず、助けてももらえず、そして、2年経った今でも住居も建ててもらえず、引越しするお金ももらえず、再出発する為の家も土地も定まらず、就職にもつけず、家族は崩壊し親、子供は離れ離れ祖父母も切り裂かれ、残酷なまでの苦悩の日々、原発事故ゆえに何もかも失いました。福島の方々に何一つ責任は無いのです。ただ、自分たちの土地を東電に、国に提供しただけです。しかも、美しい自然に恵まれた“ふる里”を国に頼まれて  反対したのに、やむなく提供しただけです。

しかも、その電力は福島の人が使うのではなく、東京、千葉、関東の方々が使うのです。自分達の為ではく、他者の為に土地を提供した方々が原発に合い、原発の為に全てを失ってしまったのです。

私達、福島の方々をもっと大切にしなければならないと思います。私達にの為に、他人の為に犠牲になった方々、私達、福島の方々に感謝しなければならないはずです。だのに、どうして冷たいのでしょう? 無関心なのでしょう?国も東電も、本腰を入れて、救う努力をしないのでしょう?

むしろ、福島の被災者を放射能で放置した自宅に、今は帰そうとするのです。国の対策は“除染して帰す”ことだけです。しかも強引です。福島の町長、村長の声、町民の声は掻き消されていきます。叫び続けた町民の声は届かず今ではあきらめ、失望し、心身の病気になり、自殺者も増え、孤独死も多く出ています。民の叫びを国は聴こうとしません。国が責任をもってしなければならない対策を全て各町長に任せています。

住宅問題、賠償問題、除染問題、生活、教育、土地、あらゆる問題を自治体(町長・役場)に任せています。 被災者である役場の職員、しかも少ない人数で何ができるのでしょうか? 役場の職員も限界を超え皆さま体を崩しています、しかも残業続きです。災害は地方任せではなく、国が指揮をとるべきではないでしょうか?

原発事故賠償も3年で時効になると聞いております。来年3月11日までの間に申請しない人は意志が無いとみなされ時効になるとのことです。忙しくて、申請したくても出来ない役場の職員もいます。申請していない人、仕方がわからない人は未だまだ居ます。だのに時効とは?

矛盾が多く、国民の不幸に本気になれない日本の国!これで良いのでしょうか?

どうぞ皆さま福島のためのご支援をよろしくお願い申し上げます。


--------------------------------------------------------------------------------------------------------
【被災地への支援に関するお問い合わせ】
福岡百子
FAX 047-346-8675
携帯 080-5547-8675          
f.mom.1941@ezweb.ne.jp
(恐れ入りますが、これらの連絡につきましては
AM10:00~PM5:30までの間に頂けますようお願いいたします)

※なお、当ブログは福岡氏より委託を受けた、前野賢一郎(maeken24@ybb.ne.jp)が更新作業等の管理・運営を行っております。
--------------------------------------------------------------------------------------------------------
by momofukuoka | 2013-05-31 22:07 | 福島の被災地の現状
災害があって丸2年1か月が過ぎ、被災地にも2度目の春が訪れ、新入学生も初めての校舎で学ぶようになりました。被災地の学校はどこも児童数が減少し、最悪の環境の中でも元気に励んでいます。

今日は福島の学校や施設の様子を一部ご紹介させていただきたいと思います。

南相馬市鹿島区、原町区の幼稚園と私が関わるようになりましたのは、2012年5月頃と記憶しております。その頃先生方の日課は、放射能から園児の身を守るため遊具、園内の掃除に明け暮れしておりました。外に出すのも30分までと限定し、誕生会のおやつも不足し、外でなく室内で遊ぶため運動不足で足が弱くなった子供が多くなった、と先生や役場の方はおっしゃっていました。

そ の頃、私は、南相馬、大熊町、広野町、浪江町、富岡町、楢葉町の幼稚園から小学校、そして施設関係と関わっており、被災地の子供たちの厳しい現実、施設 (老人ホーム、知的障害者施設等)の厳しい現実に心を痛める日々でした。

朝食をしないで来る子のために、せめて学校でおやつを上げたい、という校長先生の お気持ち。(当時、被災者にはおやつを食べるゆとりはありませんでした。)広野町の幼稚園は今年の3月でも園児5人、先生3人。浪江町の 方々の幼稚園はありません。浪江小は全児童で19人、中学は49人。富岡町は旧あけぼのブレーキ工場の跡地に6校が (第一、第二幼稚園・小学校・中学校)一緒になって学んでいます。グランド、プール等も無いため、他の体育館などを借りに移動しています。

楢葉は今年の1月に仮校舎ができて、 いわき中央大に引っ越しました(幼・小・中)。大熊町は会津若松に幼稚園児8人、大野小・熊町小が同じところに、大熊中は役場の2階に、体育は市の体育館を借りに移動しています。

原発のために住めなくなった南相馬の小高小中学校は、鹿島小中学校のグランドに仮校舎を建て、そこに6校が一緒に学んでいます。小高小中学校、真野小学校、福浦小学校、金房小学校、鳩原小学校。4月8日は入学式があり、午前は小学校の入学式(4校で19名)、午後は同じ所で中学の 入学式をするので忙しい、と先生はおっしゃっていました。

「仮校舎は鉄骨でプレハブ、工事現場のような建物です。ですから鉄骨なので画鋲も釘も打てない。マグネットで張り付けるだけ。子どもの作品を展示するスペースも無い。だけど、今年は花壇を作ろうと思う。荷物(理科実験道具、体育道具)を運ぶ台車も欲しい。印刷するインク代も高くて支援金をいただけたら有難い」とおっしゃっていました。

どこの学校も、また施設も、備品や諸経費のため に資金を求めておられました。可能性がありましたら、よろしくお願い申し上げます。

「子ども達は学校では思いっきり遊べるし、 大声を出すことができる。しかし施設に帰ると大声を出すと叱られている。だから学校では思いっきり遊ばせたい。」「しかし遠方から通っている子供は早く帰 らなければならないので、部活ができない。遅くなると暗くなるから。」と先生はおっしゃっていました。

被災者は、子供も大人もお年寄りも病人も、皆さま本 当に我慢し、忍耐し、堪えに堪え抜いておられます。私たちはこの状況を当たり前と思ってはならないと思いました。そして福島の方に対して、無関心になって はならないと思いました。
 
今年の4月1日より、浪江町も富岡町も解除方向に向かうための除染の仕組みが決定しました。双葉町は6月より始まるようです。どんなに住民や町長が反対しても国は強引で、除染に印を押さない限り、復興への交渉のテーブルには着けないと言われたそうです。
 
まず役場の職員が派遣され、町に入るように促されるようです。そして順次、町に役場が作られるようです。しかも派遣される方々は、独身者、結婚したばかりで まだ子供がいない方、中間管理職の人。役場は限られた人員の中で、除染に向けた人員を最優先にされるようです。役場の人は断れないようで、「やむを得な い」と受け入れてきました。また「僕たちが町のためになるなら」と率先して申し出た年配の上司の方もおられたようです。

私は国のやり方は卑劣と思いました。国は被災者に対しては全責任を取り、プロジェクトを作り、積極的に早く救うことをしなければならないと思います。しかし、責任は各市町村の町長に託し、東電に託しています。そして、町長がどんなに反対しても、町民が反対しても、国の方針「除染して帰す」を強引に成立させていき ます。そして解除になると、精神的賠償金を打ち切ります。

「国は被災者にお金を出したくないのだ」と被災者は言います。収入の無い被災者 は、身の危険を知りつつも、除染作業やがれき処理で生活の糧を得るしかなくなります。いまだに賠償金は成立せず、復興住宅(家賃は請求されます)も建た ず、放射能で汚染された動物やネズミの住居になって崩壊された家に被災者を帰そうとする政府。

この方針にメスを入れ国民の命や生活を守ろうと進言できる方は、日本にはおられないのでしょうか?

私は最も大切なことは「人の命」「国民の幸せの度合い」と思います。ブータン国王夫妻が日本にいらした時、ブータンの国はうらやましいと思いました。素朴 で愛深く、私達日本人が忘れていることを思い出させてくれるような気がしました。

私たちはもう一度振り出しに戻ったら良いような気がします。人間は生まれた時、裸でした。赤ん坊でした。赤ん坊は誰からも愛されます。何故でしょう。立派でありません。威厳もありません。気難しさもありません。無知です。むしろ弱さそのものです。だけど、優しさがあり、柔らかさがあり、愛くるしさがあり、自然体で誰でも受け入れ、拒否を知りません。赤ん坊を見ると、 顔がほころび幸せになります。人間の心の幸せって、赤ん坊が教えてくれるような気がするのですが。

ブータンの国のように、「国民の幸せの度合い」を日本も 振り返ってもよいのではないでしょうか、という気がしますが。
by momofukuoka | 2013-04-10 18:54 | 福島の被災地の現状