2011年3月に発生した福島原発の事故発生後、現在も仮設住宅等での避難生活を強いられている被災地の方々の状況をお伝えすると共に、支援の呼びかけなどを行わせて頂いております。


by momofukuoka
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被災者を忘れずにいてくださった皆様に

今年もあとわずかとなりました。年月は「今」の積み重ね、一瞬一秒は天から戴いた「賜物」「贈り物」なのでしょうが、そのことに気づいておられます方は、時の過ごし方が違うのではないでしょうか、と思います今日この頃です。

今年も被災者の皆様に対してお寄せいただきました沢山のまごころに、心から有難うございました。苦悩ある方々に心から寄り添っていただきましたお一人お一人に、心から感謝申し上げます。

被災者は社会から忘れられようとしております。「もう解決されていると思っていた」「現実を知って驚きました。テレビでも新聞でも福島被災者のことは言わなくなったので、解決したと思っていました」「総理は“対処する”と言ったので、対処したと思っていました」等、福島のことは解決したと思っておられる方が意外と多いことに私は驚いております。またもう一つの驚きは、テレビや新聞の報道への信頼の深さ、テレビや新聞の報道のみが真実と思っておられる方が少なくないことです。それだけにテレビなどのマスコミ報道の在り方、責任性が問われる現代ではないでしょうか。

原子力規制委員会は原発再稼働に向けた安全審査において、川内原発、高浜原発について、新規制基準「合格」を了承したとのことです。しかし現在、全国の火山活動が活発になってきたようですし、毎日地震が各地にあり、「日本は“地震活動期”に突入した」(京都大学教授、内閣官房参与の藤井聡氏、月刊誌『Voice』2014年4月3日)とも言われています。ですのに、なぜ原発ゼロを続けていられないのかが不思議でなりません。

そして原発犠牲者の苦悩に目を向けようとせず、生命と生活をますます脅かそうとしている国のあり方に、私たち国民がもっと目を向けて、国としての対策をとっていただけるように多くの方々に声を上げていただけたら、と願います。


【被災者の声―総選挙の投票に行けなかった理由】
「被災者の投票率は低かった、と私たちは聞いています。当然です。行きたくても行けなかったのです。県外に避難した人には、投票用紙が簡単には届きませんでした。投票するためには、簡単にいかず、役場に2度ほど通信のやり取りをしなければなりませんでした。面倒くさくなり、あきらめた人もいます。雪の多い所、不便な仮設に住んでいる高齢者、病人は、投票所が遠く、足元も滑りやすく、行きたくても行けませんでした。どうして仮設で投票できないのか、考慮してほしかったです。とても残念で悔しく思いました。」


【復興住宅入居の条件】
「75歳以上でないと入居できません。私は年齢が及ばず、入居できないのです」
「ネコでも犬でもペットのいる人は入れないんです」
「借金のある人や固定資産税を納めていない人は入居できません」

皆様、津波で自宅を流され、身内を目の前で流され、悲しみと苦悩を背負った方々ではありませんか? 原発事故のために、自宅を離れ、肉親もバラバラになり、今なお自宅があっても住めず、人によっては住めない自宅のローンさえ払い続けているという不条理。しかも、四畳半一間の湿気が多く寒く環境が最悪の仮設住宅に4年近くも忍耐させられ、いまだに住み続けなければならないという、劣悪な状況におられる方々です。どうしてこれほど被災者の皆様が苦しまなければならないのでしょうか?

何か被災者方は悪いことをしましたか? 犯罪行為をしましたか? 罪を犯すどころか、むしろ私たちの電気のために、彼らは犠牲者になったのです。私たちが当たり前のように使う電化生活、電灯、乗り物、テレビ等、私たちは原発犠牲者のおかげで生活しておりますことを、思ってもよいのではないでしょうか? 

せめて1日も早く人間らしい生活ができるようにすることは、最優先事項として国が取り組むべきことではないでしょうか? 日本には生活保護法というのがあります。被災者方にはこの法律を適用しても良いのではないでしょうか? 被災者は、原発被災者は、人間としての権利を何もかも失いました。居住環境権、財産所有権。避難先の住民票取得不可、そのために就職できずに若い人が職を求めて家族がバラバラ、被災者へのいじめ、銀行から融資が受けられず開業できない企業者…。被災者の犠牲は計り知れません。

被災者の問題を、国は最優先課題として取り組んでいただきたいと切望いたします。

2016年3月31日までは仮設住宅にいられるということです。後1年3か月です。それまでに被災者は自己の進退を決めなければならないのでしょう。しかし現実は、厳しいものです。行く当てのない人もいます。若い人とは離れてしまい、一人暮らしになった高齢者が多いです。資金もありません。国は引っ越せるだけの資金は出しません。帰還するにも除染は不十分、ネズミやハクビシンなどの住まいになった自宅は、建て直さなければ生活ができません。しかしその費用はありません。帰還しても、店も病院もなく人がいない所では生活はできません。高齢者は「仮設で死ぬより、自宅で死にたい」と言うそうです。自宅に片づけに行った高齢者が自殺した、という話はよく聞きます。


【被災者に笑顔と希望を・・・】
皆様、被災者がこのままで良いはずはありません。皆様の手でお救いいただきたく、よろしくお願い申し上げます。新しい年、被災者に少しでも笑顔と希望が持てますように、そして皆様が被災者の“救いの天使”になってくださいますよう、心からよろしくお願い申し上げます。

今年もお世話になり、本当に有難うございました。皆様もご健康に気をつけられて、良いお年をお迎えくださいますように。心からの感謝のうちに、皆様のお幸せをお祈り申し上げております。


【生きる力アドバイス】(12回目)
私を平和の道具としてください。憎しみのあるところに愛を、争いのあるところに許しを、誤りのあるところに真理を、絶望のあるところに希望を、悲しみのあるところに喜びを、慰めと癒しを。温かな愛の光で包む平和の道具としてください。 


【支援品をお願い申し上げます】
毛布、ホカロン、マスク、老人用紙パンツ、トイレットペーパー、洗剤などの日用品、水、米、調味料、乾物、缶詰、駄菓子、お茶、くだもの、野菜などの食料品のご支援をよろしくお願い申し上げます。義援金もよろしくお願い申し上げます。被災地の送り先をお知らせいたします。


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【支援品をよろしくお願い申し上げます】
支援が必要な状況は変わっておりません。皆様の優しいお気持ちをどうぞおよせください
福岡百子
携帯 080-5547-8675          
f.mom.1941@ezweb.ne.jp
(恐れ入りますが、これらの連絡につきましては
AM10:00~PM5:30までの間に頂けますようお願いいたします)

なお、こちらのリンク先には現在被災地から要請を受けている、具体的な支援品のリストを掲載しております。併せてご覧いただければ幸いです。

※当ブログは福岡氏より委託を受けた、前野賢一郎(maeken24@ybb.ne.jp)が更新作業等の管理・運営を行っております。

なお、英語版ブログ Reality of Fukushima (Voice of Momoko Fukuoka )http://momfukuoka.blogspot.jp/もあります。
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by momofukuoka | 2014-12-19 22:26 | 福島の被災地の現状