2011年3月に発生した福島原発の事故発生後、現在も仮設住宅等での避難生活を強いられている被災地の方々の状況をお伝えすると共に、支援の呼びかけなどを行わせて頂いております。


by momofukuoka
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困窮状態にある被災者は未だたくさん居られます

桜の花も開花し、被災地福島の三春の山村では、未だ雪があり、福寿草、梅、椿が一度に咲き、桜はこれからです、とのことです。

4月は入学、入社と、人生にとって、希望に満ちた出発の時ですが、現実の日本は多くの問題を抱えた苦難の時のような気がします。

今日も福島の被災者の現実をお伝えしたいと思います。


【浴びて良い放射線の数値が20倍にアップしました】
被災当時は、年間1ミリシーベルト(=毎時0.23マイクロシーベルト)以下は大丈夫として、国の基準は1ミリシーベルトが安全基準と報じられていました。しかもこの数値も外に居ると想定した時間(1日12時間)だけで計算してあり、1日24時間×0.23マイクロシーベルトで計算すると、年間2ミリシーベルトを超えます。被災者は、国の安全基準は間違っている、と当時から言っていました。

しかし最近、国は、「年間20ミリシーベルトまで大丈夫」と言い、年間放射線量が20ミリシーベルト以下の地域には帰還宣言をし、住民を帰し始めています。2012年に広野町を、2012年8月に川内村を、そして福島第一原発から20キロ圏外のほぼ全域の市町村を。今年の4月からは都路の学校再開も。住民の意見は聞くことなく、押し切られました。平成28年春には南相馬も解除宣言される予定と言います。

チェルノブイリ原発事故の避難基準でさえ、年間放射線量1ミリシーベルト以上の地域住民は移住の権利があり、5ミリシーベルト以上では移住義務が生じるそうです。

現場を知る被災者の方は言います。「本来は双葉郡は放射線量が高く、危険地域です。ですので、国が土地や家、屋敷を買い上げ、全住民を安全な場所に移住させ、危険地域として高い塀を作り、立ち入り禁止とすべきです。」ですのに、移住する家も作らず、賠償金も出さず、帰還宣言をして帰すとは。しかも住民の声は聞かず、強引に押し切られます。

原発立地地域の双葉町、大熊町、富岡町、楢葉町、浪江町も三区分され(帰還困難区域、居住制限区域、避難解除準備区域)、賠償方法も賠償金額も異なります。帰還困難区域にはまとめての支払いを、しかし居住制限区域には分割の支払いをするのです。しかし自宅に入居できない状況は帰還困難と同じなのに、一括支払いでないために、資金が無く、新しい住まいを求めることができません。原発立地地域でさえ、「帰還可能」とできる場所には住民を帰そうとするのです。

放射線はいまだに流出しております。風に乗って、また地下水に。双葉郡だけでなく、福島だけでなく・・・。

国は被災者を帰還させ、何事も無かったかのようにしたいのかもしれませんが、日本国民の命や生活を守ることを優先し、原発が及ぼす影響の重大さを自覚し、「国民を被曝から守る」ことを最優先課題にして欲しいものです。

現場で作業をする人から聞きました。「田畑の線量の高い所はシートを敷き、その上に新しい土をかけ、その上で線量を計る。それでも線量が高い場合は、またシートを敷き、新しい土をかけ、そして計る。そして“線量が低くなった”と公表する。これ、改ざんでないか?」と。


【被災者の困窮を救ってください】

福島被災者の現実は報道されていません。国や東電が守っている、と日本国民は勘違いしています。否むしろ、勘違いさせられている、と私は思っています。

2011年、被災者は家族100万円、単身者は75万円支給されました。その後は、弁護士さんを通して申請した人が各市町村にかなり居られ、その方々は未だ東電との折り合いが付かず、精神的賠償金の月額10万円を3年の間、1銭も受け取っていません。役場の人に、この件について聞きましたら、「未だ平行線で分からない」と言います。私は、もらわずじまいで終わるのではないか、と内心、心配しています。

収入のない被災者は本当に大変です。除染作業かがれき処理かでの生計、しかも雨の日、雪の日は休業となり、収入は無くなります。最近はアベノミックスで、土木関係の仕事は被災地には来なくなった、働くところが無くなった、と言います。

福島の現状を知っていただくために、事例をご紹介致します。
〈妻20歳・夫22歳〉
・弁護士を通して申請しているために、月10万円の賠償金はありません。
・夫は除染の仕事、妻も働いていたが、3月末で仕事はなくなった。
・妻「子どもが欲しいけど、お金がないので産めない」
・持っている品(フライパン、鍋、どんぶり、大皿各1、中皿2のみ、衣類と寝具もそこそこ。
・彼女が私に願ったこと「味噌汁を作るなべがもう一つ欲しい。プラスチックでも良いから食器が欲しい。消耗品や食品、それは嬉しい。0歳児を持つ仲間もいるし、分けられる。」私は支援者に頼み、寝具・衣類・食器・消耗品・調味料などを送りました。

困窮状態にある被災者は未だたくさん居られます。消費税が上がり、経済的にも大変な私たちですが、どうぞ少しでも結構ですので、福島の困窮状態にある被災者を皆様の手でお救いくださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

被災地をご紹介申し上げます。下記にお問い合わせくださいませ。


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【被災地への支援に関するお問い合わせ】
福岡百子
FAX 047-346-8675
携帯 080-5547-8675          
f.mom.1941@ezweb.ne.jp
(恐れ入りますが、これらの連絡につきましては
AM10:00~PM5:30までの間に頂けますようお願いいたします)

なお、こちらのリンク先には現在被災地から要請を受けている、具体的な支援品のリストを掲載しております。併せてご覧いただければ幸いです。

※当ブログは福岡氏より委託を受けた、前野賢一郎(maeken24@ybb.ne.jp)が更新作業等の管理・運営を行っております。
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by momofukuoka | 2014-04-08 06:01 | 福島の被災地の現状