2011年3月に発生した福島原発の事故発生後、現在も仮設住宅等での避難生活を強いられている被災地の方々の状況をお伝えすると共に、支援の呼びかけなどを行わせて頂いております。


by momofukuoka
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丸三年が経ちましたが、状況は悪化しています

災害が起きて丸3年が過ぎました。福島原発被災者の状況は全く変わっていないどころか、「もっと悪くなった」とNHKのテレビ番組でもやっと報道されるようになりました。しかしまだまだ福島の現実をわからない人が多いです。むしろ、ほとんどの方がわかっていないのではないでしょうか?

さて今日も、3年過ぎた被災者の現実をお伝えさせて下さい。その前に、「福岡の情報は確かか?」とお感じになられる方にお伝え致します。私は昨夜、富岡町から大熊町に嫁いでこられた方に、皆様にお伝えしましたレポートを確認していただきました。「全くその通りで、間違いありません」とのことでした。


【福島被災者は、人が変わらなければ生きられなくなりました】
もともと福島の人柄は、素朴で善良で純粋で忍耐深く、温厚で屈託無く、自己主張することもなく、仲間を家族のように愛し、初対面の人も快くもてなし、農業や漁業を主な仕事とする人が多く、自然に囲まれ、自然の風雪にも順応し、質素な生活をし、口数の少ない善良な方々が多いです。

私は、「福島という地名の由来を知っていますか?」と聞かれたことがあります。「それは、外の方がつけた地名です。福島の人ほど、人間として素晴らしい人はいない。まさに『福の島』だ。それが地名の由来です」と。また、ある人から聞きました。「福島は神が居られる町だ。ここから世界に発信している」と。福島の方々はこのことはご存知でもなく、自覚もないでしょう。

私は今、多くの福島の被災者の話を聞くたびに、「こんなに苦境にあるのに、なんでそんなに穏やかで受け入れてしまうの? すごい人たち。悲しみも怒りも、全部受け入れて順応しようとするの? 生きていけない拷問のような日常に、黙って耐え、死んでいくの?」と、福島の方々の人柄が良いだけに、やるせない気持ちになります。

被災地の方々の中には、一日中、狭い仮設の中にこもり、一日中ボーッとして、食べることも忘れ、お腹がすいたことも自分でも気がつかず死んでいく、孤独死が多くなった、と言います。「今では当たり前のことになり、自殺者も多いが、現実はそうなんですよ、福岡さん。新聞では福島のことは何も出なくなったけど」と自治会長さんの言葉です。

「福岡さん、福島の方は、自ら人格を変えなければ生きていけなくなりました。他人からは冷たい視線にさらされ、国や東電から酷い扱いを受け、地獄の毎日。この中で生きるためには、自ら感情の無い人間に変わらなければ生きられなくなりました。普通の感覚では、発狂してしまうからです。自分の感覚を殺し、感情の無い人間に変身しなければ、生き続けることはできなくなりました。でなければ、この過酷な生殺しのような状況には耐えられません。」

「ですから、福島の人は無気力、主体性が無く、暗く、無口、魂の脱け殻のような人が多くなりました。頑張る力もなくなりました。」あんなに素朴で明るく愛情深く、忍耐深い素晴らしい人だったのに。


【2月に東電の賠償金は支払われはじめました。しかし・・・です】
申請をした人には、土地・家・財物に対しての賠償金が出始めました。しかし町によっては東電との話し合いが成立せず、未だに賠償金を受け取っていないところもあります。それは「金額があまりにも低く、家を建てられるほどの物ではないから」と言います。双葉郡での土地評価ですし、納めていた税金額によって評価されますし、「双葉郡では住めても、避難先での土地評価は何倍にもなりますので、到底、家を求めることはできません」と言いました。

それに東電は同じ町を3区分にしてしまいます(帰還困難区域、居住制限区域、解除準備区域に)。その分け方も、道路を挟んで、また隣の家と自分の家との境で、また母屋と納屋などで。その区分によって、土地・家・財物の賠償金額が異なります。また借家の方には、土地・家は関係ないとして、財物しか賠償しません。しかも微々たるもので、考えられないほどの低評価です。

一方、津波で自宅を流された方には、東電には関係ないこととして、土地・家・財物のお金は出しません。少しでも家が残った人には、それに応じて少しは出すようです。私が思いますのに、東電が出さないなら、国が再建できるような生活費を出しても良いように思うのですが。一般に生活保護法(そして憲法25条)があるのに、国は被災者の皆さんに生活保護法を適用しないのか? どうして国の権限で、国民の命と生活に関わる最も大切なことの責任を取らず、地方自治体の長に任せているのか、不思議でなりません。


【福島の仮設は寒く、野菜は高騰で品薄です】
今年は40年ぶりの大雪でした。そのため、福島県内大雪で、仮設も例年になく寒く、特に山村の仮設(三春、葛尾、田村、都路、川内、会津等)は店もなく、どうして過ごしたのか、私は心配してました。郡山市熱海町の方の話では「キャベツが一個600円、ほうれん草がごく少量で180円だった。冷凍食品が入荷されず、何も店には無かった。私は支援をいただいたので助かったけど。」 被災者の現実の厳しさに、私は胸が痛いです。


【仮設住宅から出た方に支援を】
「仮設住宅では限界です」と住まいを求め、引っ越す方が少しずつ出始めました。秋頃にはもっと出るようです。津波で自宅を流された方、自宅がネズミやゴキブリの巣になってしまった方は、すべてを買い求めなければなりません。そんな方々に、皆様の手助けが必要となります。生活必需品をすべて揃えなければならないのですから。寝具(布団、毛布、シーツ)、座布団、四季の服、下着、靴下、食器……ありとあらゆるものを必要とするようになります。その時のために皆様、備えておいていただけますか? 今は欲しくても、仮設は狭いので我慢しております。今でも布団などの寝具を必要としているところがありますので、提供していただける方はお知らせ下さいませ。


【役場によっては自立を促し、「支援を断りなさい」と言う所もある】
「3年過ぎたのだから、自立しなさい。だから支援を断りなさい」と言っている役場もある、と言います。その空気が町内に流れ、他の町にも浸透し始めている、と聞きました。そのために、頼み難くなった、と言います。何ということでしょう。私は、「役場もやはり官僚か」と思うようになりました。すべての役場がそうだとは言えませんが、被災者は、「役場の人は安全なところに住み、住居もあり、給料もあり、生活が安定している。我々とは違う。だから他人事になっている」と。


【支援の心】
皆様、自立とは、周りが決めることではないと、私は思います。年数ばかりが経っても、解決どころか、ますます悪化してしまった福島被災者の現実。かえって今からこそが、もっと支援品や支えが必要なのに。経験のない人が、どうして自立を叫ぶことができるのでしょう。自立という言葉は、周りが言うのでなく、被災者が本当に生活が安定し、災害前の生活に戻り、何の不安もなくなってから、初めて感じる言葉ではないでしょうか?

私はホームドクターの言葉を思い出します。「支援とは、自転車レッスンを支えるようなものだよ。早く手放してしまえば、乗れる人も乗れなくなる。本人が本当に1人でこいで十分に乗れるようになったら、初めて手を放してやりなさい。それまで手を放してはならない。人間はどんなものにもゆとりがなければ生きていけないものだよ。支援だって同じだよ。人間はキリキリではだめなのだよ。あなたは本物の支援者になりなさい。」私は本物の支援者になりたいと思いました。

一人一人は大切な命です。一人一人の人生はまたとない一回限りの人生です。みんな、幸せになるために生まれました。産まれた時の目の輝き、キラキラとした瞳。本当は成長と共に一人一人の輝きは成熟したものにならなければならないと思います。それが年齢と共に暗くよどんだ活力のない険しい瞳になっていくのはどうしてでしょう。目は心の窓と言われます。物が少なくても、澄んだ美しい瞳、私は地球のみんながそんな瞳を目指したらよいのに、と思っています。

私たちは他者の幸せを思いやる、心温かい人になりませんか? そしてあなたの優しさが波及され、皆様の力で愛の地球を目指しませんか?

どうぞ助けを必要として居られます、福島の被災者の友となって下さいますよう、心からよろしくお願い申し上げます。

3年目の3.11の決意。被災者もさまざまな悲しみを抱きつつも、前に向かってお一人お一人、何かの決意を心に抱いて居られるでしょう。

私たち支援者もお一人お一人、「愛の地球を波及する」決意をご一緒に心に抱いていただけたら、たいへん嬉しく存じます。


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【被災地への支援に関するお問い合わせ】
福岡百子
FAX 047-346-8675
携帯 080-5547-8675          
f.mom.1941@ezweb.ne.jp
(恐れ入りますが、これらの連絡につきましては
AM10:00~PM5:30までの間に頂けますようお願いいたします)

なお、こちらのリンク先には現在被災地から要請を受けている、具体的な支援品のリストを掲載しております。併せてご覧いただければ幸いです。

※当ブログは福岡氏より委託を受けた、前野賢一郎(maeken24@ybb.ne.jp)が更新作業等の管理・運営を行っております。
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by momofukuoka | 2014-03-11 00:00 | 福島の被災地の現状