2011年3月に発生した福島原発の事故発生後、現在も仮設住宅等での避難生活を強いられている被災地の方々の状況をお伝えすると共に、支援の呼びかけなどを行わせて頂いております。


by momofukuoka
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31

被災者の立場を考えた復興政策を!!

早や11月になりました。冬の寒さも間近に迫って来そうなこの頃です。福島の山村の被災地は、冬になると船引で零下2~6度、都路、川内は零下7~10度、所により零下17度のところもあると言います。3年近くなった仮設住宅は傷んで来てるところもあり、寒いと言います。「いつまで我々は耐えなければならないのか?」被災者の叫び、これが現実です。

【帰還宣言してしまうと後の祭り】
「住めない」と言い続ければ良いのに、「住んでも良いよ」ということになると(国に押し切られ解除になってしまうとのことです)全てが免除されなくなり、解除と共に税金、借金、負担が復活することになり、これが日本の国の仕組みとのことです。ですので、後になって訴えたり、叫んだりしても、後の祭りで手遅れということになり、被災者としての扱いは無くなってしまう様です。この現実は役場も被災者も自覚が無く知らなかったようです。体験して初めて知った現実、しかし、ほとんどの人が日本のこの仕組みを未だ知らず、訴えても反応が無く、改善されない日々に、被災者は疲れ果て、失望し、生きる力を失って行ってます。

解除によって収入が無くなり、負債金や税金が課された被災者、原発によって住めなくなり、荒れ果てた我が家。しかしその賠償金が成立しない為に、移り住むだけのお金も無く、仮設以外行き場の無い被災者。しかも福島の被災者の為の復興住宅は遅々として進まず、未だ復興住宅の土地さえはっきり決まっていないということです。

「帰れないよ」と一言言ってくれれば良いのに、市町村長は国に動かされてしまっていると被災者は言います。
「帰れないなら帰れないように方向付けてくれれば良いのに」「除染して帰す」としか国は言わない。「住めない所にどうして帰す?」「我々はじわじわと生殺しされているようです」。

【原子炉が爆発し、建屋が崩壊した1,2,3号機が恐怖で心配です】
今、4号機のプールの中の燃料棒の話が出ております。
「4号機のプールの中には1300体以上の燃料棒が入っております。地震でひっくりかえったら東京までダメになります。私達は言われています。常にガソリンを40リットルは確保しておくように、そして170km以上は逃げてくださいと。大人も子供も甲状腺が侵されています。爆発した1,2,3号機の原子炉建屋は高濃度の放射能の為に人は誰も近付けず、ロボットで作業をしている状態です。現場を知る我々は恐怖でゾッとします。汚染水どころじゃない」と被災者は言います。

【原発に対しては誰も責任を取らない】
国は東電の責任にし、東電は国の責任にしていると被災者は言います。私の考えでは、国の対策でしたことなので、国が全責任を取るのが筋だと思うのですが。

被災者は言います。原発に対して責任を誰も取らないということは、人を殺しても責任を取らないということと同じことです、と。被災者は何重もの苦しみと不安の中にあり、生殺しの状態です。なのに、国も県も動きません。県知事も国家権力に負けています。

【復興事業は大手ゼネコンしか関われない】
復興事業は国に申請して落札した大手の企業しか関わることが出来ないという仕組みのようです。多くの会社が入札を求めるようですが、費用が高く大手でなければ入札が出来ないようで、結局国に登録できた大手企業(総合建設会社)関連会社のみが関わるのだそうです。ですから、地元に建設会社があったとしても、関連会社でなければ働けないという仕組みのようです。ところが現場で実際に働く人は、国に登録できた大手企業の下請けの下請け。賃金も低く、働く人材も今では東南アジアの人を使っているところもあると聞きました。

【アベノミクスで復興事業の働き手不足】
本来、最優先して欲しい被災者の復興事業のはずですが、アベノミクスの事業、又、オリンピック関連事業等の推進の為に、福島被災地への対策は人手不足のためにおざなりになっていて、復興住宅問題だけでなく、福島の被災地は3.11のままで、自動車がひっくりかえったまま、手つかずの状態の所が多々あります。福島被災者の仮の街構想、高台移転、住民の命と生活を守る計画など、一刻も早く、国をあげて成すべきと思われる最優先課題が手つかずとは…日本はどうなってしまったのでしょう?

【放射能に対しては問題なかった、と国は言いたいのでは?】
被災者は言います。廃炉は30年先と。若者はもう帰りません。30年先、我々年寄りはもうこの世にいない。人が居ない町、双葉郡は廃墟になっているでしょう。それなのに「帰す」という。「放射能に対しては問題なかったよ」と言いたい。「原発は終息した」と国民にも海外にも言いたいのでしょう。すでに福島のことは風化されつつある。国は「あっても知らないよ」ということで、福島や原発のことは国から追いやられ、忘れられて存在していないかのようになって行くと思う。「直視して現実を見てください」と言いたいのだが…と、被災者の言葉です。


--------------------------------------------------------------------------------------------------------
【被災地への支援に関するお問い合わせ】
福岡百子
FAX 047-346-8675
携帯 080-5547-8675          
f.mom.1941@ezweb.ne.jp
(恐れ入りますが、これらの連絡につきましては
AM10:00~PM5:30までの間に頂けますようお願いいたします)

なお、こちらのリンク先には現在被災地から要請を受けている、具体的な支援品のリストを掲載しております。併せてご覧いただければ幸いです。

※当ブログは福岡氏より委託を受けた、前野賢一郎(maeken24@ybb.ne.jp)が更新作業等の管理・運営を行っております。
--------------------------------------------------------------------------------------------------------
by momofukuoka | 2013-11-05 18:15 | 福島の被災地の現状