2011年3月に発生した福島原発の事故発生後、現在も仮設住宅等での避難生活を強いられている被災地の方々の状況をお伝えすると共に、支援の呼びかけなどを行わせて頂いております。


by momofukuoka
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もう一度目を向けて、現地の叫びに心を寄せて下さい

◆被災者からの電話―深刻化する現実―

今日も私宅に被災者の方から電話が入りました。

「まさか、私が鬱病になるとは思っていなかった。3年たったら鬱病だけでなくいろいろな病気が一気に出て来る、とは聞いていた。まさか、と思っていたが、本当だ。今は毎週、神経内科に通い、他にも内科、整形外科と病院通いが日課となった。薬も10種類以上飲むようになった。災害前は元気で働いていたのに…。他者は外観から見て私達にいろんなことを言う。だけど、これは経験した者にしか解らないことだが、もう、どうにもならない。先が決まらず、進む方向が見いだせないと、人間は不安で、夜も睡眠がとれない。どうにかしなければならないと思っても、もう神経がすり減って、伸び切った紐のようになってしまって、いつプツリと切れてしまうか、わからない状態です。」 悲痛な叫びでした。

夕方、一人の高齢者から電話が入りました。
「4.5畳に二人で住んでいます。トタン屋根、プレハブの仮設は焼けるようです。暑くてたまらない。」

昨日は浪江の方から電話がありました。
「復興住宅についてのアンケートが配布されました。アンケートと書いてあるにもかかわらず、生年月日、名前、住所も書くように明記されていました。そして書類には、復興住宅費(家賃)の請求目安として、老人、介護の人は1か月7千円。働いている人は、最低でも10万円。収入が高額の人はその金額に応じる、と書いてあり、仮設住宅よりは少し広い。2人住まいの人は2DK。子どものいる人は3DK。4階建ての鉄骨、エレベーター付き、渡り廊下付き。だいたい2年先が目安、と。」

「我々は言っている。なんでこんなに高いわけ? 払いきれない。これでは復興住宅とは言えないと思う。我々は収入の道が無い。働く場所は除染作業しか無い。しかもそれは健康を害する仕事です。」

私は今日、一人の支援者から、「暗い内容だけでなく、被災者にも支援者にも、希望あるメッセージも必要」とのアドバイスを受け、そうかもしれないと納得し、前向きの明るいメッセージを書こうと決意しました。しかし今、この原稿を書いている最中にも、大熊町の被災者から電話が入り、声にならない声を聴き、私は被災者の厳しい現実の前で、自分の言葉の限界と空しさ、力になれないことの限界に、黙って耳を傾けるしかありませんでした。


◆“心美しい人”に

皆様、福島の被災者はこれほど苦しんでおられるのです。2011年の出来事は過去ではなく、今もっと深刻になっているのです。なぜ、日本のほとんどの方が「私とは関係ない」と思っておられるのでしょうか? 報道されなくなったからでしょうか? 総理が福島のことを言わなくなったからでしょうか? そうかもしれません。回りがどうであれ、知った私たちは手を差し伸べませんか? 皆さん、“美しい人”になりませんか?
 
“心美しい人”になりませんか? 心の美しさは顔形に現れると言われます。内面の美しさ、魂の輝きは、その方の人柄、魅力となって輝きます。それは化粧では為しえない“美しさ”です。

皆さん、困っている方に手を差し伸べることによって、ご自分の心を美しくしていきませんか? 大きな事をしなくて良いのです。あなたにもできる小さい支援もあるのです。例えば、スーパーで求めた野菜を小袋で送ったり、駄菓子を小袋で送ったり、一筆添えたあなたの心が、苦難にある被災者の生きる力になるのです。よろしくお願いいたします。


◆お願い

どうぞこの原稿をあなたのブログやフェイスブックでお友達、知人にご紹介くださいますように、よろしくお願い申し上げます。

なお、私、「東北ヘルプ」ともつながり、共働の方向で動くようになりました。また連載でレポートを出させていただいております。「東北ヘルプ」は「支援する人を支援する」組織で、仙台に事務局があります。私共の要請を受けて、川上直哉牧師様が中心となって実際に現場へ向かい、被災者の方々や仮設の自治会長さん、生活支援課の課長さん、あるいは首長クラスの方々のお話を伺い、支援をしています。

http://tohokuhelp.com/jp/nuclearsupport/07/index.html

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【被災地への支援に関するお問い合わせ】
福岡百子
FAX 047-346-8675
携帯 080-5547-8675          
f.mom.1941@ezweb.ne.jp
(恐れ入りますが、これらの連絡につきましては
AM10:00~PM5:30までの間に頂けますようお願いいたします)

なお、こちらのリンク先には現在被災地から要請を受けている、具体的な支援品のリストを掲載しております。併せてご覧いただければ幸いです。

※当ブログは福岡氏より委託を受けた、前野賢一郎(maeken24@ybb.ne.jp)が更新作業等の管理・運営を行っております。
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by momofukuoka | 2013-08-16 12:45 | 福島の被災地の現状