2011年3月に発生した福島原発の事故発生後、現在も仮設住宅等での避難生活を強いられている被災地の方々の状況をお伝えすると共に、支援の呼びかけなどを行わせて頂いております。


by momofukuoka
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帰還させられる被災者

◆自宅の除染・修復はすべて自腹
 災害があって2年4か月過ぎた被災者の自宅は、原発事故のために入居することができず、家は閉めたまま、冷蔵庫の食品は腐り、湿気で家の中はカビとネズミの大発生、屋根も崩れ、雨漏りがし、畳もブヨブヨ。所により、野生化した犬、猫、蛇の住処。イノブタ(イノシシと豚の掛け合わせ)、牛が群れを成し、災害後に生まれた、人を知らない動物たちが我が物顔に歩いているという。田畑も荒れ、荒れ果てた我が家に、被災者は、自宅に出入り自由という。ショックを受けて帰った福島の被災者は、落ち込んで寝込むと言います。失望し、生きる気力を失います。当然ではありませんか? 国の基本はあくまでも福島の被災者を自宅に帰す方向です。国が荒れ果てた家を建て替えるわけではありません。家の修理、掃除、ゴミ処分、室内除染はすべて自分たちでしなければなりません。すべて費用は自腹です。(東電の負担はあるとしてもわずかの金額で、家など建て替えられません。)

 第一原発よりわずか5kmの老夫婦も防護服を着て荒れた我が家を片づけてきた、と言い、泣きながら私宅に電話をくださいました。楢葉町は全町民を帰る方向に決断したと言います。(楢葉は第二原発立地場所です。)常識では考えられない判断です。福島の被災地は、2年4か月、入居しなかったためにどこもカビ、悪臭、ネズミの発生等で住める状態ではありません。(楢葉、富岡、大熊、双葉、浪江、小高、原町、鹿島、広野、川内村、都路、葛尾、津島、飯館など、一部大丈夫な家もありますが、ほとんどが同じです。)


◆無責任な国の帰還方針
 国は除染対策、復興住宅、仮設住宅の修理、インフラ整備、個人住宅、被災者への賠償問題、離散して家族崩壊になってしまった被災者への精神面・経済的配慮、将来への展望も示すことなく、すべてを東電と、各自治体の長(市町村の長)に判断と解決をゆだねています。しかも国の方針に逆らう自治体は交付金が減らされ、復興事業へのテーブルにもつけないと言われ、やむなく国の方針に従わざるを得ないと言います。各自治体(役場)は、責任は押し付けられるけど、お金も自由もなく、圧力でどうにもならない、とのことです。放射能は今や福島市、郡山、二本松にも及び、福島の友人の家(泉方面)は自宅の敷地に、汚染された土が入った緑色のドラム缶が5缶おいてあり、その状況も慣れてしまった、ということです。


◆被災者の叫び
 被災者の方は、「現地に来て泊まってみてくれ! 一日でも良いから、実際に仮設に泊まり、帰って良いと言われた自宅を実際見てくれ! 見もしない、来もしない、体験もしないで、我々の叫びを聞いてくれないで、決められていく。我々は生きることができない。気力も無くなり、どんどん死者が出、病気になった。」


◆ネズミの糞だらけになった福島の被災者の自宅
 新築されて間もない若夫婦の自宅で、原発放射能のために入れなくなった自宅は湿気とカビ、ネズミの住処となって家中悪臭とネズミの糞だらけ。柱や花嫁道具もかじられ、ローンだけが残ってしまったと言います。
 国は公共の除染とライフラインの整備のみ。被災者は自分の家屋敷は自分でするように言われ、資金の配布も不十分です。
 被災者は自分でネズミ駆除剤、除草剤、ごみ袋を買い、自宅の掃除、財産処分、家屋の修理を始めています。今は燃えるごみの処分。次に電化製品の処分。次に布団、家具の処分と、規定に沿って出しています。しかも解除地区は賠償金が昨年8月で切られました。
 福島の方々、あまりにも悲しすぎませんか?

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◆お願い
 皆様、福島の被災者をお救い下さい。
 生活必需品、水、米、食品にも事欠いております。温かいご支援をお待ち申し上げております。

 なお、この原稿を皆様の力で、世界に拡散してくださいますよう、お願い申し上げます(皆様のブログ、フェイスブック等で)。
 このたび「東北ヘルプ」(http://tohokuhelp.com/jp/nuclearsupport/06/index.html)ともつながり、共働の方向に動くようになりました。


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【被災地への支援に関するお問い合わせ】
福岡百子
FAX 047-346-8675
携帯 080-5547-8675          
f.mom.1941@ezweb.ne.jp
(恐れ入りますが、これらの連絡につきましては
AM10:00~PM5:30までの間に頂けますようお願いいたします)

※なお、当ブログは福岡氏より委託を受けた、前野賢一郎(maeken24@ybb.ne.jp)が更新作業等の管理・運営を行っております。
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by momofukuoka | 2013-07-30 04:51 | 福島の被災地の現状