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2011年3月に発生した福島原発の事故発生後、現在も仮設住宅等での避難生活を強いられている被災地の方々の状況をお伝えすると共に、支援の呼びかけなどを行わせて頂いております。


by momofukuoka
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新型コロナウイルスで亡くなられました方々、災害被災者で亡くなられました方々、孤独死、苦しみ抜かれて亡くなられました全ての方々のご冥福を心からお祈り申し上げます。 
 
75年前、8月6日の8時15分はアメリカ軍の原子爆弾が広島市に投下された日でした。
広島では鐘の音と共に、黙祷される姿がテレビで放映されました。私も広島に数年住んでおりました時に、原爆ドームや資料館を何度か訪れましたが、広島の街中火の海となり、顔手足が焼けただれて茫然と立つ人々の姿が今でも眼に焼き付いて離れません。余りにも悲惨すぎる戦争犠牲者の姿です。
 
8月9日の11時02分には、これもアメリカ軍の原子爆弾が長崎市に投下した日でした。
そして同年4月1日これも又、アメリカ軍が沖縄を戦渦にし、この戦争で沖縄県民の4人に1人が死亡、20万人の死者を出したといわれます。沖縄「慰霊の日」の6月23日は、日本軍のトップ牛島司令官が自決した日といわれます。
 
今も戦争で逃げ惑っている人がいます。弱者を苦しめ殺しあっている人がいます。侵略、殺害、命の奪い合い。国の政策で、思想の違い、人種が違うというだけで。同じ人間なのになぜ差別をし、傷つけ合い、排斥し、殺しあうのでしょうか?
皆様、あなたの命、隣人の命、1人1人の命は誰の物と思っているのでしょう?
 
皆様「命は神様のもの」です。私達は「神様から生まれ、神様に帰るのです」「死はこの世の務めを終えて、天国に、神様の懐に帰る日」です。人と自分の命を大切にした人は報われるでしょう。人の命を粗末にした人は天で償わなければならないでしょう。辛い償いと聞いています。お互いの命を尊び大切にしあいましょう。今日という「時間」は2度と来ない時間です。「今、という時間と命は2度と来ない尊い時間と命です」
 
 
今日も《福島の今》を伝えさせていただきます。
 
下記は被災者の声です。
「福島被災者の故郷には、居住制限区域・避難解除準備区域・帰還困難区域と有りましたが今は帰還困難区域を除いて全部解除されました。解除された所は3年前から土地は全部課税対象となり、家は家屋税が追加され、住めない家、半壊の家とは関係なく家屋税として納めなければならなくなりました。税金を納めないと督促書が来て催促されさらに課税されます。若い人が住んでた家は作ったばかりの家が多く、年よりの家は古い家が多い。古い家は5代も6代にもずっと前の先祖の名義になっており、自分の名義でないと自分の物にならないし、賠償の対象にならないので慌てて自分の名義にした。と言う人もいます。 
私は故郷に帰るつもりで家を残すつもりだったが、今なら無料で家を壊してくれるので、家を解体しちゃいました。一応、解体前の家を全壊か半壊かの確認の立ち会いを環境省・建設会社・役場3者が来て本人確認をさせられ、建設会社に『壊して処分してください。』と言わされ、家の中の品を我々は『これ必要・不用』の区分をして、最後は家の鍵を環境省の人に渡し、もう我々は家の中には入れなくなる。家は税金が高くなり土地の方が安い。家が残っていたら税がかかる。
『そんな話聴いてられない』と言う人もいる」
 
被災地は全部が安心安全と言うわけではありません。
環境整備が整わず、安心して帰れる所ばかりではありません。解除宣言された所でも、山は除染をしていません。「自分達で計ると放射線量が高い」所も有り、裁判起こしをしている所、裁判は途中で諦めてしまった所、町長・村長任せで言われるままの所、猪が田畑家屋敷を荒らしている所、家には泥棒が入って荒らされている所、半壊のまま雨風にさらされて雑草が生い茂って所、様々です。被災地で日用雑貨店・スーパー・大きい病院が整っている所、避難先にはあっても、故郷にはありません。有るのは富岡町・ 南相馬でしょうか?又、収入源になる産業・働く場所は無く、有るのは除染作業・解体業・土木工事等です。
 
帰還した人は数少なく、高齢者の1人暮しが多いです。友達は山越えて向うとか、距離が離れていて行き来が出来ません。故郷に帰った人は孤独者が多いです。死者が多いです。 
 
東電から17Kmの小沢部落の農家の方々の出来事です。田畑を大企業化する事になり国から50億円の借金をして大企業化をする作業を始めて2年が過ぎ、これから各自に配田する寸前に津波が来て、全てが流され砂の中に埋まり全滅となりました。
 
災害当時「借金だけが残った。国の借金についてはチャラにすると言ってくれない」と当事者のショックは大きく、鬱病になってしまわれてました。小沢部落の皆様の事が、私は長年心配で気になっておりました。今年やっと奥様とお話が出来て、「国はチャラにしてくれましたか?」と尋ねましたら「50億円の借金をチャラにするとは未だ聴いていません。組合が作った『ニューハーム』に我々の田畑は任せました。畑の上の土は捨てました。塩が入ってしまったので稲は作れません。豆しか作っていないです。
 
町の 1/3は ソーラー発電に。 売った代金は市に入金予定です。
以前住んでいた所は、 津波の時全部流されてしまいました。 以前住んでた所は堤防だけ作っただけで家は無いです。皆 帰っていません。
津波で全滅、もう皆住むことは無い。今は南相馬原町区に同じ部落の人が4戸いて、支えあっています」
 
皆様、大企業化する為に津波前に国に借金した50億円を、国は被災者の負債をチャラにしても良いとは思いませんか?被災者が以前住んでいた所は津波で全部流され埋まってしまって、何も無くなってしまったのですから。砂浜の中に埋まってしまったのですから。
50億円と言う大金の負債は被災者の重荷となり多くの方々がその為に鬱病になってしまわれたのです。出来っこない重荷を解いて、早く安心させるのも国が国民にするべき親心ではないでしょうか?
 
どうぞこの記事をご覧になられた皆様、福島の被災者に対する国の数々の不正義を『変だ』と叫んでいただけませんでしょうか?ネットで友達に知らせて、皆様で『変だ』と声を挙げていただけませんか?宜しくお願い申し上げます。


# by momofukuoka | 2020-08-09 09:45
豪雨災害の皆様。心からお見舞いを申し上げます。亡くなられた方のご冥福をお祈り申し上げ、ご遺族の方には心からのお悔やみを申し上げます。
 
新型コロナウイルスで亡くなられました方、治療されておられます方、失業されて生活に困窮しておられます方に国が早く対策をしてくださいますように。痛みを共有させて戴きながら心からお祈り申し上げます。農作物を食い尽くす大群のバッタがアフリカからインドに来はじめ、中国~と地球は脅かされて行くようです。世界のあらゆる死活問題に世界が1つになって心を寄せ合い、愛の地球に変化しますように。「あなたの悲しみは私の悲しみ」として皆が心1つになり世界が人の苦しみを共有しあいますように!
 
朝日新聞7月8日の朝刊から
「豪雨被害 九州全域に 。死者56人 142万人に避難指示」
「九州地方は北部を中心に猛烈な雨に見舞われ、熊本、福岡県で7日午後9時迄に7人の死亡が確認。4日からの大雨による死者は計56人(福岡2人、熊本56人)になった。心肺停止熊本で2人、行方不明12人(熊本10人、大分1人、鹿児島1人)」
 
テレビでは連日連夜、豪雨被害者の苦悩の姿、繰り返される豪雨での崖崩れで無惨になった家、流される家、橋。避難所で身を寄せ会う姿。等々。放映しています。
9日の19時NHKのニュースでは、「妻が後ろを振り向き、私を見ながら流されて行った」と泣きながら話す夫の姿に、胸が痛み、やるせない気持ちになりました。
この豪雨被害は沖縄、九州全域、西日本、東日本、日本列島をこれから何度も横断するようです。
 
繰り返される今年の梅雨。
皆様、恐怖を感じませんか?
皆様、明日は我身かも知れないのです。
豪雨被害、地震災害、これは毎年繰り返される日本の国に於ての大事件です。国民の尊い命、生活環境、全てを失い破壊する大事件とは思いませんか?
毎年何人も亡くなり、家を失い、財産を失う大事件です。
自然災害だからといって軽く見てはならないと私は思います。
 
日本の国民は今、新型コロナウイルスと豪雨災害とに見舞われています。このために倒産した人、命を亡くした人、今日の食事さえ出来なくなった人が沢山おられます。
 
こんな日本の大変な時に、最も大切にされなければならないのは「命を救う事」ではないでしょうか?「国民の命、住む家の確保、食事の確保、生活の援助、仕事の確保、健康チェック等々」国が本気になって最優先課題として国会でも取り上げ、本気になって被災地を廻り、状況によっては、自ら作業服を来て泥まみれに成り、被災者と一緒になって片付け作業をする位の事を議員や官僚方は体験されても良いのではないでしょうか?
しかし、国民の生きるか死ぬかの厳しい今ですが、政治家の皆様。安倍総理様。霞ヶ関から何故被災地の現場に行かないのでしょうか?そして国会の質疑内容に、国民が今抱えている死活問題について、真剣に討議をされないのでしょうか?拉致被害者の事を総理は解決する本気度が無いのでしょうか?
 
議員の皆様は自覚しておられますでしょうか?議員の皆様のお給料は国民の血税金で支払われておりますことを?驚いたことに皆様のボーナスも最近支給されたと聞きます。議員の方の多額の費用。しかも、誰一人も「私のこのお金を災害支援にお使いください」と辞退された人はいなかったと聞きます。本当でしょうか?
国民が苦悩して明日の食事さえ無い人もいるこの時に、沢山の人が失業し生活に困っているこの時に。
 
1人10万円の支給に際しても余りにも遅すぎます。国民のマイナンバーで国民の口座に振り込めば速いのに。何故、申請書を作り暇と手間お金をかけているのでしょう?何故早急の送信方法を思いつかないのでしょう?税金を徴収するためだけのマイナンバーと口座番号なのでしょうか?徴収の通知が来る度に、国は国民に対して抜け目がないな~と思います。しかも国民年金6万円の人に請求するとは。
 
政治家の皆様。この機会に政治の仕組みが変わっても良いのではないでしょうか?
「国民に寄り添う政治」
「国民の命と生活を最優先課題とする」国に日本はなって欲しいと願います。
 
福島原発の時を思い出して欲しいと願います。
原発による放射能汚染を怖がって、自分達の土地に東電を建てるのを反対したのに、強引に建てたのは国と東電です。
 
2011年3月に原発事故が有りました。おきてしまったのは仕方がありません。しかし、その後の処理に問題が有りました。
 
事故による放射能汚染から国民を守ることに国は責任を取らなかった事です。全ての解決を東電に任せ(国は陰で東電を支援しておられました)不祥事の後始末を国が自ら舵取りをしなかった事です。
 
原発で放射能汚染された地は今でも帰すべきではない地です。
被災地の人を全部住める国有地を探し、部落ごとまとまって住める地をあてがうべきでした。
 
新たな地で生きる為に、国は寄り添い一緒になって新たな地での再建に必要な資金は投じ、見通しがつくまでは被災者に寄り添う務めを果たすべきでした。
そうすれば、今頃は被災者の皆様、町の再建も出来て、新たな産業も成り立ち、国の経済にも貢献してたかも知れません。
 
国の失敗の1つは、災害の後始末を被災地の県知事任せでいることです。大震災の後始末を各県知事に任せてしまって、国の寄り添いを忘れてしまっていることではないでしょうか?
 
これは今でも変わりません。コロナの問題、あらゆる天災、人災に国は寄り添いを忘れているような気がします。被災地の県知事に任せて、国は責任を取っていないのではないでしょうか?
 
村長、町長、市長、県知事様方は皆様被災者当人です。原発のことは東電職員は知っていたので、被災者は東電の職員が逃げるのを知って、理由が判らず逃げた、と言います。肝心の双葉町の町長も村長も東電からも国からも連絡がありませんでした。
 
知らされなかった故に、放射能が流れる方向に逃げて被曝したのは馬場町長はじめ、浪江町の人達です。
 
福島原発被災者に国は寄り添うと言うメンテナンスをしなかった為に原発被災者は虐めにさらされました。それは今でも続いています。
バイ菌のように扱われます。
 
私は千葉に嫁ぎ以前から千葉に住んでますのに、出身地が福島と知られただけで、交際を拒否されました。
 
どうか国と政治家の皆様に願います。もっと国民の命に寄り添ってください。国民の苦悩を判ってください。被災地に1~2週間住み、現場を視て、体験し、作業服を着て働き、自ら汗水たらし、苦悩を知ってください。
 
1つ、支援のあり方についての今後の提案です。被災者が支援物資をもらうために、被災者が出向いて行き長蛇の列で並ばせるのではなく。1台の車に支援物資と運転手と助手と2人(又は別の車に助っ人が乗り)で、被災者が居る所迄支援物資を運び、車が循環する支援のあり方にして欲しいです。
 
今までの支援のあり方は、支援物資の有る所迄、被災者が取りに出向くというやり方が多いと思います。それでは疲れ果てた被災者に長蛇の列に並ばせ、なお、疲れさせています。このやり方を変えて欲しいと願います。
 
そして、私達の募金は必ず被災者の手に渡して欲しいです。福島原発の全国からの募金は、肝心の被災者には渡らず、各市町村の除染作業費や町の土木作業費に使われてしまいました。私達国民は被災者を救いたかったのです。募金した私達の意向に反して使われてしまったのはとても悲しいでした。
 
日本全国の皆様。
政治家の先生方、官僚の皆様。
国の統治の長になっておられます方々、私は2人の方々を紹介させていただきたく思います。
 
1人は、ブータン国王の生き方です。ヒマラヤの小国を治める31歳の若き国王です。インドと中国の間に位置するブータンの面積は九州位い。人口は約70万人です。
彼は「国民総幸福」と言う概念を元に国作りをしています。
 
国王は、「3月の破滅的な地震と津波の後、ブータンの至るところで大勢のブータン人が寺院や僧院を訪れ、日本国民に慰めと支えを与えようと、供養の為の灯明を捧げつつ、ささやかながらも心のこもった務めを行うのを目にし、私は深く心を動かされました」「私自身は押し寄せる津波のニュースをなすすべもなく見つめていたことを覚えております。その時からずっと、私は愛する人々を亡くした家族の痛みと苦しみ、生活基盤を失った人々、人生が完全に変わってしまった若者たち、そして大災害から復興しなければならない日本国民に対する私の深い同情を、直接お伝えできる日を待ち望んで参りました。いかなる国の国民も決してこのような苦難を経験すべきではありません。しかし仮にこのような不幸からより強く、より大きく立ち上がれる国があるとすれば、それは日本と日本国民であります。私はそう確信しています」
 
そしてブータン国王は、1000万ドル(約8000万円)の義援金を持って来られました。

1人は「世界で一番貧しい大統領」と呼ばれた南米ウルグアイのホセ・ムヒカ前大統領(80歳)です。彼は言いました。
 
「一番大きな貧困は孤独です。物の問題ではない」
「他人の為に何かが出来たら自分も幸せになる」日本での公演内容でした。

# by momofukuoka | 2020-07-12 11:49
新型コロナウイルス。大変な事になりました。
皆様、お体は大丈夫でいらっしゃいますか?呉々もお気をつけてお過ごしくださいますよう、無事乗り越えることが出来ますよう心を合わせてお祈り申し上げております。
 
自然界の新緑は、厳しい寒さに耐え、嵐にも耐え、灼熱の暑さ乾燥にも耐え、今は美しい花を咲かせ、内に潜む生命力を私達に示しています。そして「負けるなよ、負けるなよ、コロナなんぞに負けるなよ」「私の樹木に触れてごらん、抱き付いてごらん。私の生命力とエネルギーを感じてごらん。そして私からエネルギーを受けなさい、生き抜く力を受けなさい」と私達に語りかけ、手を差し出しているのではないでしょうか?
 
樹木は人の悲しみも喜びも、涙、苦労、孤独、怒り、悔しさ、人の歴史、あなたの歴史、何もかも知ってます。
 
そして有り難いことに、地球に住む全ての生き物(昆虫~動物~人)は植物(野菜)から命をもらって生きて来ました。正に植物は地球に住む全ての生き物の命の母です。
新緑の樹木から新鮮な空気を吸って、コロナに打ち勝つ力をもらって、困難にへこたれず、一緒に生き抜いて参りましょう。
 
又、私達は弱者と言われる方に目を向けましょう。今の時代、橋の下で寝泊まりしている人がいます。公園のマンホールの中で寝泊まりしている人がいます。あなたの知人、身内だったらどうしましょう?こういう方々を救う社会にならなければならないとは思いませんか?
 
身内が居なくなった高齢者、高齢者は淋しくて、悲しくて孤独と恐怖に耐えられません。高齢者の不安解りますか?
 
倒産してしまい、助けて欲しいと叫んでいる人の悲痛な叫び、1日も早く助けの手を差し伸べたいとは思いませんか?
 
自殺を考えている人、私はあなたの友達だよと抱き締めてあげたいとは思いませんか?
今、現在、沢山の方が、孤独で多くの苦しみを抱えて助けを求めておられます。
皆様、今こそ、こんなに時だからこそ、[助け合い運動]をしませんか?
泣いている人はいませんか?
困っている人は? 食べ物が無い人は? いじめられている人は?
回りに関心を持ちましょうよ。手をつなぎましょうよ。1つのパンが命を救うかも知れません。
 
いつの時代にも弱者は切り捨てられ、忘れられ、一人一人の命が粗末にされて来ました。 
文明とは?発展とは?政治とは?[人の命]ほど大切な事はありません。たとえ国家元首でも、政治家、企業家、家長のトップでも、人の命に手をかけ粗末にする事は神から許される事ではありません。何故なら全ての命は神のものだからです。
 
国の憲法も政治の基準、経済の基準、全てのこの世の基準は[命を生かす。命を大切にする]視点から判断する地球に、生まれ変わって欲しいです。
 
[あなたと私の命を生かす]に日々向き合うなら、お互いはもっと謙虚になり、助け合いの心が生れ、心おだやかに人の幸せの為に尽し、一人一人がキラキラと輝くようになり、[不幸と言う病い]は薄らいで行くのではないでしょうか?
 
橋の下で寝る人の悲しみや孤独。淋しいよと泣く高齢者。苛めに震える子供。拉致被害者の苦悩や焦り失望感。原発被災者の苦悩の歴史。台風で住めなくなった自宅の再建と負債。コロナで倒産した沢山の犠牲者。マスクも防備服も無く感染にさらされておられる葬儀所の方々。
 
安倍総理大臣様。
国民の命と生活をいち早く助けてください。各市長・町長・村長に委ねるのではなく、総理ご自身が主導権をもって、スピード感をもって、多くの資金を投じて、私達国民の命と生活を助けてください。宜しくお願い申し上げます。
# by momofukuoka | 2020-05-09 23:59
2011年3月11日(金曜日)14時46分、忘れもしない東日本大平洋沖大地震と津波。テレビの映像を視ながら逃げ惑う人々に、「速く、速く」と声を掛け合った日を思い出します。
そして、 直後に 福島第一原発の 1号機 、2号機の 緊急停止、 12日 に1号機での 水素爆発、 14日に 3号機 でも水素爆発、 15日2号機 爆発、定期点検中で停止していた4号機 が 15日に 原子炉建屋で火災発生して 骨組みだけが残りました。
 
東日本大震災で 多くの方々がお亡くなりになり、行方不明者 、沢山の負傷者が。 福島の原発被災者を はじめ 東日本大震災の犠牲者はその日から 避難生活の 連続です 。 今でも 多くの被災者が 忘れられ 置き去りにされた 状態で 苦悩 しています 。東日本 大震災の 被害者の 一人一人に、 政府は 寄り添い 、必要な手当、賠償金、保証金等を 果たして来られたのでしょうか?
 
被災者の皆様は 今、安定した生活を送っておられるのでしょうか?
 
亡くなられた多くの御霊の方々に 永遠の安らぎをお祈りしますと同時に、 あらゆる災害被災者への 安定した保証と 寄り添いを厚く国に求め、 被災者の苦しみを過去のものとしないようお願いいたします。決して忘れ去ることのないように、 皆様よろしくお願い申し上げます。
 
 
今日も福島の今、原発被災者《都路の方の声》をお伝えさせていただきます。
 
『今、私達は双葉町の 中間貯蔵庫 の大きいハウスの中で働いています。ハウスの中は、大きなすり鉢状に穴が掘られ、廻りをテントで囲んでいます。この大きな穴には、各地にある黒い袋(フレコンバック)の中から土、石、木、ゴミと分別されて、土のみがダンプカーで運ばれて、このすり鉢状の穴の中に入れられます。ダンプカーが着くとダンプカーの土はベルトコンベアに移され、ベルトコンベアの土はテントの中を通りこの大きな穴の中に土は入れられて行きます。
 
私はダンプカーで運ばれて来た土がベルトコンベアに乗るのをチェクし、テントの中にも入り、土の流れを確認する仕事をしています。
 
朝は4時に起きて5時半に自宅を出ます。7時~17時迄仕事です。昼休みが間に入り、8時間労働です。基本給は8時間で1日6000円、それに危険手当が1万円プラスされます。
我々が1日で浴びる放射線量は、空間線量で2~3mSvです。
 
日曜日だけが休みです。高血圧の人は働けません。年齢制限は有りません。70代の私達も大丈夫です。
 
働く場所は放射線量が高く、人が住んでいない双葉町です。
 
すでに我々は7年も8年も放射線量が高い所で除染作業をして来ました。
 
心底我々は体が心配です。でも深刻に考えない事にしています。国は、我々を20mSv以上は働かせ無いでしょうと信じる事にしています。何故ならこれは環境省の仕事だから、と聞いたからです。』
 
(空間線量を2~3 マイクロSv 国は、20 我々をミリSv1日2~3マイクロSv×6日=18マイクロSv 1ヶ月は18マイクロSv×4週=72マイクロSv 被災者は1ヶ月で72マイクロSvの空間線量の放射能を浴びています。地面はもっと高い放射線量です。)
 
被災者は賠償金がもらえなかった方々で、生活費が無い為にやむ無く除染作業費で生活を営んでいます。何故なら部落には仕事場が無く、放射線量が高いので山菜を食する事も出来ません。すでに被災者は7年も8年もあちこちの除染作業で生計を立てています。既に想像を絶する程の放射能を浴びていると思います。皆様どう思われますか?これで[安全、安心]と言えますか?あなた様の身内、夫、息子、親がと思ったら?
 
被災者は不条理でも声を挙げる事が出来ません。ですので、私達が代わって声を挙げていただけませんか?この事実を多くの方に伝えてくださいませ。宜しくお願い申し上げます。
 
(都路被災者の声の続きです)
 
『我々はテレビで視るように白い服、マスク、手袋、メガネを着け防備服に身を固め、1日90台のダンプカーを立って誘導しています。そしてベルトコンベアにダンプの土が入るのを確認しています。 
私にとって最もきついのは、1日中、立ちっぱなしで90台のダンプカーを誘導することです。昼休みを除いて朝7時~17時、立ちっぱなしは辛い。雨の日、風の日、雪が降ろうが、寒かろうが、暑かろうが関係ない。立ちっぱなしは辛い』
 
彼等は原発事故で放射能を浴びるのが怖くて逃げた被災者です。誰よりも放射能の怖さを知っている人です。生活の為とは言え、今は放射能除染作業、中間貯蔵庫の穴堀、汚染土を積んだダンプカーのチェック等放射線量の高い現場で働かなければならないのです。
 
都路町は放射線量の高い町です。国は、都路町全体を放射能汚染地区として全町民に賠償金を出すべきですのに、国と東電は賠償金補償額の対象を[20Km圏内]と距離で決めた為、放射線量が高くて住めなくなっても賠償金がもらえない家と、放射線量が低くても賠償金をもらえて家を新築して安定した生活が出来る人と差がつくようになり、村人同志が仲違いとなってしまいました。
 
放射線量が高いのに賠償金をもらえなかった方々は生活が出来ないために今、裁判起こしをしています。しかし裁判は遅々として進んでいません。
通常、裁判は被害者が加害者の悪事を訴え加害者は裁かれ反省し償いを果たさなければなりません。謙虚に己の非を認め、公衆の前で被害者に詫び、被害者に与えた損害を償う必要が有ります。
 
しかし、福島原発の裁判は
「どちらが加害者ですか?」
「被害者はどちら?」と錯覚をおこしそうになる裁判の雰囲気とのことです。
 
4月のブログは裁判の様子をお伝えしたく思います。
 
忘れ行く原発被災者の悲しみ、苦悩、痛みを。
今の時代、電気無しの生活は考えられなくなりました。この有り難い[電気]の陰には原発問題が有ることを。皆様、太陽光パネル発電になれますよう、努力しあいませんか。
# by momofukuoka | 2020-03-09 06:24 | 福島の被災地の現状
新型コロナウイルス。クルーズ船内に閉じ込められている3500人の乗客、乗員の悲しみと苦悩。被害者側に立って、もっと早急に救済する方法はないのでしょうか?政治を批判するつもりは無いのですが、国会中継を見ていると『国民の命に関わる緊急事を優先して討議して欲しい!』と叫びたくなります。
 
*新型コロナウイルス菌が発生したクルーズ船という密室に3500人を留め置くことは全員が感染させる事にはなりませんか?
 
*拉致被害者を救う本気度が総理におありでしょうか?小泉純一郎氏の様に何故総理が出向かないのですか?拉致被害者の家族は高齢となりもう待つ時間は無くなってます。早急にお願い致します。
 
*昨年の台風被害で自宅が壊れ、雨漏りに悩む被災者の苦悩、経済困窮で自宅修理が出来ずにいる国民は沢山苦悩しています。桜の会の費用を苦悩している国民の救済に回せないのでしょうか?
 
 
《福島原発被災者の歩みと今》
2020年3月11日で丸9年となり来年で10年となります。福島被災者にとってこの年月は苦悩の歴史でした。
 
*[原発は大丈夫。安全安心]国と東電は、住民の不安の声に対し、大丈夫、大丈夫と[安全神話]で住民を、原発は起こり得ないと信じ込まされました。
 
*国の方針で始めたはずの原子力発電所です。ですのに事故後の責任については国は何一つ責任を取っていません。賠償問題は東電任せ。被災者の人体被爆、被災地の汚染、国内の放射線汚染、避難続きの被災者の苦悩と涙、生活の保証等。全ての解決に国はノータッチです。そして解決の責任を被災地の市長、町長、村長に委ねてしまいました。被災地の市長、町長、村長は被災当事者です。身内の安否確認さえ出来ずにいる被災当事者に指揮官を託すとは。国の非常時には国が指揮官を執るべきと思いますが。
 
*賠償地区を放射線量の濃度で決めずに東電より20Kmという距離で決めたのは国です。何故線量の濃度で賠償地区を決めなかったのか?身内や仲間を引き裂き、争いや分断を招く結果になることは解りきった事でしょう。これが裁判の原因にもなっていると思います。 
*仮設住宅や復興住宅入居者を部落毎にせず、くじ引き制度にしたのも行政です。何故くじ引き制度にするのか?被災者を部落や仲間、身内から引き離し、被災者を孤独にさせる原因であることを知って欲しいです。部落のお祭りや集まりも出来なくなると言うことを。
 
*今、日本の国は[20マイクロシーベルト]迄大丈夫と言ってます。そして[帰還宣言]を出され、被災者は帰って行ってます。「もう疲れた、どうせ死ぬなら故郷で死にたい!」と高齢者は帰ってます。
 
*一時帰宅の際、かなりの被災者が首吊り自殺をしています。仮設住宅の自治会長が被災者の帰りが遅いからと探しに行くと、自宅の納屋で首吊り自殺をしていた。という話を沢山聞きました。
 
*川内村人の話です。「帰った仲間達が次々病で死んで逝く、それでなくても村人は少ないのに。昨日も今日も亡くなった。困ったもんだ。淋しいね」
 
川内村は山村で寒いこの季節からかも知れませんが。
 
*帰還した高齢者の年金は月3万円と言う人もいます。「主人が病気で年金基金を納金出来なかった」といいます。
 
「避難中農機具も錆び、体も衰えて野菜を作る事も出来なくなってしまった」80歳~90歳の人です。「災害前は山菜を採り、川魚を食し、川の水も飲めた。だからお金がかからなかった。今は何でもお金がかかる。困ったもんだ」
 
今、日本の我々主婦の国民年金は5万~6万です。これでは生活が出来ません。総理、何とかしてもらえませんか?高齢の妻は夫に先立たれたら、たちまち生活が出来なくなります。日本の現実です。
 
どうぞ福島の方々の為にご支援を宜しくお願い申し上げます。
食品、ホカロン等。一筆添えてお心の籠った贈り物を宜しくお願い申し上げます。
 
(問合せ)
f.mom.1941@ezweb.ne.jp
携帯 080-5547-8675
福岡百子

# by momofukuoka | 2020-02-12 20:31 | 福島の被災地の現状